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短編.

誰の記憶にも残らないわたしが、誰からも忘れられる竜のもとへ嫁ぎました

中身無男

全1話[6,360文字] 異世界〔恋愛〕
 誰の記憶にも残らない――それが、わたしという女だった。

 右手の痣を隠し、目立たず、波風を立てず。そうして生きてきたわたしに、ある日、誰もやりたがらない縁談が来た。
 
 北の山嶺に棲む、呪われた竜。そのもとへ嫁ぐ、余り物の花嫁として。

 竜は、おそばを離れれば、誰からも忘れられる呪いを受けていた。だから、誰も本気で彼を想わない。
 
 けれど、わたしだけは、どうしても、彼を忘れられなかった。
  
 そして竜もまた、ずっと、ひとりの娘を探していた――。

人外 ハッピーエンド 身分差 呪い 政略結婚 ドアマット 溺愛 記憶 コンプレックス 孤独 救済 切ない 一途
全1話[6,360文字]
各話平均6,360文字
[推定読了0時間13分]
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評価人数:178人(平均4.2pt)

最新作投稿:2026年07月01日(20:00:10)
 投稿開始:2026年07月01日(20:00:10)

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