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データ取得:2026/09/16未明

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短編

'#015『硝子の壁』'

いわたとおる

全1話[8,487文字] 純文学〔文芸〕
「あーあ、また砂噛んだ。帰ったら絶対、キンキンに冷えた生ビール飲んでやる」
 それが、戦場に散った親友の最後の言葉だった。

 彼が遺した、ひび割れたガラス越しに「午後二時十四分」を指したまま動かない懐中時計。
 帰国した海斗は、カメラのシャッターを切ることもできず、ただ過去の罪悪感に縛られて生きていた。
 そんなある日、海斗は街の片隅にある小さな時計屋を訪れる。
 無愛想な老時計師が、時計に詰まった中東の「赤い砂」を取り除いたとき、止まっていた男の心臓が、再び静かに脈を打ち始める――。

 戦場のトラウマを抱えた男が、再び世界と向き合うまでのカタルシスを描いた現代ドラマ。

集英社小説大賞7 現代ドラマ 再生 トラウマ 救済 職人 時計屋 カメラマン 男主人公
全1話[8,487文字]
各話平均8,487文字
[推定読了0時間17分]
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最新作投稿:2026年06月17日(19:00:00)
 投稿開始:2026年06月17日(19:00:00)


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