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短編

'#026『群青のインクと落ちる砂』'

いわたとおる

全1話[3,195文字] 純文学〔文芸〕
「時間は積み重なる」絵を諦めた私と、砂時計を持つ君の十五分。

五月の雨上がり。放課後の教室で、海野美波は半年前に買った油彩セットの領収書を見つめていた。
自分の才能への絶望から筆を折り、美術部から逃げ出したあの日。
かすれゆく青い印字は、情熱を失った自分そのもののように思えた。
透の言葉と、静かに滑り落ちていく白い砂。
そのとき、窓から吹き抜けた冷たい突風が、美波の領収書を夕空へと連れ去ってしまう。
焦燥感に駆られ、夢中で駆け出した美波がたどり着いた場所で見たものは——。

挫折を知った少女が、ひとつのきっかけから再び歩き出すまでを描いた、静かで鮮烈な青春ストーリー。

ESN大賞11 なろうフェス2026 日常 青春 現代 高校生 美術部 女主人公 ハッピーエンド
全1話[3,195文字]
各話平均3,195文字
[推定読了0時間7分]
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最新作投稿:2026年08月26日(19:00:00)
 投稿開始:2026年08月26日(19:00:00)


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