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N7447MM 0pt
短編

売れない物ばかりの店ですが、物語なら高く売れます〜転生バイヤーと看板娘のまわり道堂繁盛記〜

宇野 心一

全1話[10,168文字] ハイファンタジー〔ファンタジー〕
フロレンツの運河沿いの古物店・まわり道堂は、査定に出せば二束三文の品ばかり。けれど店主アリアは、物に残る持ち主の想いが視える加護で、値札のほかに「いわれ書き」——その品が歩んできた物語の紙——を添えて売る。拾われっ子の看板娘リルが自慢げに読み上げるその紙が、この店のいちばんの売り物だ。そんな店に、フロレンツ最大の大商会から立ち退きの通告が届く。

取り壊しの決まった蔵から運び出される処分品の山。その底で、アリアは炉にくべられる寸前の、粗末な木匙を見つけてしまう。柄に焼きつけられた、小さな一文字。銅貨三枚のその匙を、立ち退き交渉の席で——大商会の会頭その人の前で読み上げるとき、成功者の顔をした男の、捨てたはずの過去がよみがえる。値札の裏には、かならず誰かの人生が貼りついている。読み終えたあと、物の値段が少し違って見える読み切りです。

転生 女主人公 商人 お仕事 泣ける 心温まる ハッピーエンド 短編
全1話[10,168文字]
各話平均10,168文字
[推定読了0時間21分]
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最新作投稿:2026年07月21日(17:11:04)
 投稿開始:2026年07月21日(17:11:04)

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