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完結済.

【新説】邪馬台国はいっぱいあった

まさかミケ猫

全3話[17,015文字] 歴史〔文芸〕
――大陸に生まれた強国「魏」からの使者が、どうやら邪馬台国の卑弥呼のもとへ挨拶に来るらしい。

そんな噂が各地を駆け巡ると、倭の島々に点在する大小様々な国が「うちが邪馬台国だ」「いやうちこそ邪馬台国だ」「俺こそが卑弥呼だ」と次々と名乗りを上げ、あちこちにニョキニョキと自称・邪馬台国が乱立する大騒ぎとなっていた。

大和国で日巫女の側近を務める男オモイは、奥の宮室で自らの主と話し合う。乱立する邪馬台国や量産される卑弥呼にどう対処しようかと頭を悩ませていた、ある日のことだった。

早朝にやってき伝令。なんでも日巫女の弟であるタケハヤという男が、酒に酔って神殿中に糞尿を撒き散らしたのだというのである。その知らせを受けた日巫女は、溜まりに溜まっていたストレスがついに限界を突き破り、フラフラとその場を立ち去る。そして……

天岩屋戸と呼ばれる岩窟に、閉じこもってしまった。

ギャグ ほのぼの 男主人公 和風 古代 ハッピーエンド 弥生 邪馬台国 卑弥呼 古事記・日本神話
全3話[17,015文字]
各話平均5,672文字
[推定読了0時間35分]
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評価人数:3人(平均5pt)

最新作投稿:2024年03月02日(18:09:27)
 投稿開始:2024年03月01日(09:33:11)

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