データ取得:2026-09-16未明
おしらせ
▷新ツール『時間毎PVカウント保存ツール』是非登録お願いします。
N8990MR
68pt
連載中.
連載中.
祝5000pv!!『迷宮十七階の修理屋さん』~クビになった整備士のおっさん、迷宮の隅で店を開いたら、 なぜか大陸最強たちが順番待ちしている~
音
全26話[35,702文字] ハイファンタジー〔ファンタジー〕
ゲルト・ハウザー、四十二歳。大陸一のクラン「アルゴノート」整備房の主任。
二十年で十二万本の武器を見てきた男は、ある朝の集まりで房の閉鎖を告げられた。
「魔導鑑定盤のほうが速いんですよ。人の目はもう、その、割に合わなくて」
持ち出せたのは、私物の道具箱ひとつだけだった。
行き場をなくしたゲルトは、迷宮第十七階層の廃材置き場に腰を下ろし、
拾った板きれに炭でこう書く。
『なおします』
最初の客は、折れた安物の槍を抱えた十七歳の娘だった。
ゲルトは槍を三秒見て、こう言う。
「直すのは簡単だ。ただ君、右足に体重を乗せすぎてる。
次にそれをやったら、折れるのは槍じゃない。膝だ」
三日後、娘は生きて帰ってきた。仲間を五人連れて。
ゲルトの技能は【手入れ】。触れた道具の状態が分かるだけの、四等のハズレ技能。
本人は「二十年もやれば誰でもこうなる」と本気で思っている。
だが、傷のつき方は嘘をつかない。
柄に染みた手の脂の位置、刃こぼれの角度、鞘の内側の擦れ。
そこから彼には、持ち主の癖も、隊の穴も、次に死ぬ場所まで見えてしまう。
誰も死なずに帰ってくる店。
噂はギルドの伝言板を駆け抜け、やがて大陸最強と呼ばれる女が、
番号札を握って十七階の行列に並ぶことになる。
これは、世界に必要とされなくなった整備士のおっさんが、
迷宮の隅っこで、大陸一安全な工房を育てていく話。
二十年で十二万本の武器を見てきた男は、ある朝の集まりで房の閉鎖を告げられた。
「魔導鑑定盤のほうが速いんですよ。人の目はもう、その、割に合わなくて」
持ち出せたのは、私物の道具箱ひとつだけだった。
行き場をなくしたゲルトは、迷宮第十七階層の廃材置き場に腰を下ろし、
拾った板きれに炭でこう書く。
『なおします』
最初の客は、折れた安物の槍を抱えた十七歳の娘だった。
ゲルトは槍を三秒見て、こう言う。
「直すのは簡単だ。ただ君、右足に体重を乗せすぎてる。
次にそれをやったら、折れるのは槍じゃない。膝だ」
三日後、娘は生きて帰ってきた。仲間を五人連れて。
ゲルトの技能は【手入れ】。触れた道具の状態が分かるだけの、四等のハズレ技能。
本人は「二十年もやれば誰でもこうなる」と本気で思っている。
だが、傷のつき方は嘘をつかない。
柄に染みた手の脂の位置、刃こぼれの角度、鞘の内側の擦れ。
そこから彼には、持ち主の癖も、隊の穴も、次に死ぬ場所まで見えてしまう。
誰も死なずに帰ってくる店。
噂はギルドの伝言板を駆け抜け、やがて大陸最強と呼ばれる女が、
番号札を握って十七階の行列に並ぶことになる。
これは、世界に必要とされなくなった整備士のおっさんが、
迷宮の隅っこで、大陸一安全な工房を育てていく話。
なろうフェス2026
ほのぼの
男主人公
ダンジョン
コミックルーム大賞
おっさん主人公
お仕事
拠点経営
ざまぁ
成り上がり
全26話[35,702文字]
(各話平均1,373文字)
[推定読了1時間12分]
お気に入り登録:17件
投稿開始:2026年09月03日(21:01:45)
(各話平均1,373文字)
[推定読了1時間12分]
お気に入り登録:17件
評価人数:4人(平均4.3pt)
最新作投稿:2026年09月16日(07:00:00)投稿開始:2026年09月03日(21:01:45)
| 最近の総ポイント変動 | ||
|---|---|---|
| 今日 | 68 | |
| 昨日 | 62 | |
| 一昨日 | 60 | |
| 3日前 | 50 | |
| 4日前 | 36 | |
| 5日前 | 24 | |
| 6日前 | 20 | |
| 7日前 | 16 | |
音 先生の他の作品
完結済
[N0195MS]
『百二十一人目』
~魔力を持って生まれた子〜
連載中
[N9308MS]
二つ名〜みんながつけるあだ名がそのまま能力となったら?〜
連載中
[N7963MA]
'[6000PV突破!] “外れ”の相棒が二体 ~手のひらの黒竜と白いもふもふと、世界最強の冒険者になるまで~'
連載中
[N9218MR]
死体の声しか聞こえないハズレスキル【遺言】で、俺は戦場の掃除係に落とされた
〜死んだ兵士は嘘をつかない。
連載中
[N9165MR]
【拾い物】しか能がない俺、役立たずと勇者パーティーを追放されたので、みんなが捨てたものを拾って生きていく

