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完結済

業火の亡霊

奥田光治

全8話[114,863文字] 推理〔文芸〕 R15
 2008年1月に火災が発生し、その火災の最中に『業火の殺人者』事件と呼ばれる殺人事件が発生した高円寺の『ホテル・ミラージュ』。それから約三年が経過した2010年12月、事件後放置されていたこのホテルが解体される事が決定し、解体業者による事前視察が行われたが、廃墟と化していたホテル内で四体の他殺体が発見されるという前代未聞の事態が発生。被害者は早応大学の探検サークルのメンバー三名とここをねぐらにしていたホームレス。前回の事件後、廃墟となったこのホテルでは火災や事件の犠牲者の霊が出ると噂になっており、探検サークルのメンバーはその幽霊目的で肝試しに来て事件に巻き込まれたと考えられた。そして、犠牲者の一人が所持していたハンディカメラに残されていた映像には、巷で噂される『幽霊』と思しき何者かの姿が映っており……。謎が謎を呼ぶこの状況に、警察は三年前の事件を解決した私立探偵・榊原恵一に協力を要請。三年の時を経て再び人の命を食らいつくしたこのホテル舞台に、真の探偵・榊原による論理の死闘が幕を開ける……。果たして榊原は、『業火の殺人者』から続く怨念と狂気の連鎖を断ち切る事ができるのか!(『カクヨム』でも掲載中)

ミステリー サスペンス 探偵小説 本格推理 殺人事件 論理対決 名探偵 廃墟 警察 肝試し サイコパス 犯人当て 謎解き・ロジック R15 残酷な描写あり
全8話[114,863文字]
各話平均14,358文字
[推定読了3時間50分]
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評価人数:63人(平均4.6pt)

最新作投稿:2022年07月31日(01:14:41)
 投稿開始:2022年07月31日(01:10:41)


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