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完結済

人形浄瑠璃秘話 ~四字の宿命~

一色十郎太

全23話[142,507文字] 歴史〔文芸〕 R15 残酷な描写有り
 浄瑠璃の戯作者として一世を風靡した近松門左衛門。彼は還暦を過ぎて人生を振り返る。
 ちょうどそのころ発表した人形浄瑠璃『国性爺合戦』が大成功を収めて祝杯を挙げていたとき、小屋の座長と浄瑠璃義太夫の政太夫にせがまれ昔話をすることになる。
『国性爺合戦』の元になった明国の武将・鄭成功には秘密があったのだ。
 既に数十年が経過し、その秘密を知る者もご公儀にはいなくなったからと、門左衛門は二人にすべてを打ち明けようとする。
 四十年近く前。門左衛門は江戸で辻講釈師・吉次郎と名乗っていた。そこに近づいてきたのは少女を連れた若きサムライ・結城。彼は吉次郎に中国の書籍を講釈するように依頼する。和訳と講談風のアレンジに苦労したが、おかげで唐物講釈は人気となる。
 あろうことか将軍の弟・甲府宰相に目を留められ、屋敷に呼ばれる事となった。
 結城は吉次郎に正体を明かす。何と彼は明国の人間で、しかも鄭成功の孫・鄭大成であり、鄭成功が日本に援軍を求めるために大成を派遣したのだという。
 吉次郎は幕府高官に近づくために利用されていたのであった。
 大成の人柄を信用した吉次郎は協力することになり……

R15 残酷な描写あり 戦記 国家/民族 江戸時代
全23話[142,507文字]
各話平均6,196文字
[推定読了4時間46分]
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評価人数:1人(平均4.5pt)

最新作投稿:2016年12月15日(10:00:00)
 投稿開始:2016年03月30日(23:44:52)
 投稿期間:8ヶ月


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