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データ取得:2024/05/02未明

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N3412HH 42pt
連載中

【リメイク】ほぼ存在しない俺を、学園の姫だけは見つける。

さーど

全4話[10,675文字] 現実世界〔恋愛〕 R15
 主人公の名は江波戸 蓮(えばとれん)。どこにでもいる普遍な高校生だ。

 彼は、度が過ぎた程に影が薄い自分を[ほぼ存在しない男]と呼んでいた。
 見つからず、触られても気づかれず、声を出しても認識されず。
 挙句の果てには、名前や顔を覚えられることがほとんどない。

 友達がおらず、しかし作れず。そんな彼は独りで学園生活を送っていた。

 台風の影響で強い風と土砂降りの雨が襲うある日、蓮は急ぎ足で下校していた。
 その道中、蓮は雨の中で傘もささず佇んでいる女性を見かける。

 白河小夜(しらかわさよ)。
 蓮の通う学校では[学園の「姫」]と呼ばれ、文武両道、容姿端麗、品行方正が揃ったハーフの少女だ。

 実はマンションで小夜と部屋が隣な蓮だが、小夜には興味がなかった。
 「ほぼ存在しない」から。交流なんてもてない。友達など作れないと割り切ったからだ。

 それに、下心に支配されるようなことは彼自身が嫌っていた。

 しかし、さすがにこのまま無視して下校するのは目覚めが悪い。
 そう思った蓮は、幸い雨具を着ていたため、持っていた傘を小夜の手に押し付け。

 …まあどうせほぼ存在しない自分は気づかれちゃいない。
 今後、彼女と関わることも無いだろう。

 その時、蓮はそう思っていたのだが……


 これは、''影が絶望的に薄い蓮''と''その蓮を唯一見つけることができる小夜''が少しずつ近づく、恋の物語である。

R15 スクールラブ 日常 青春 ラブコメ 男主人公 ほのぼの シリアス 学園 地味系主人公 ゆっくり縮まる距離
全4話[10,675文字]
各話平均2,669文字
[推定読了0時間22分]
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評価人数:1人(平均5pt)

最新作投稿:2021年12月01日(00:00:00)
 投稿開始:2021年10月31日(13:00:00)
 投稿期間:1ヶ月


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