Nコードで小説の詳細情報を検索
ちょっと面倒だなという方へ

データ取得:2024/03/29未明

おしらせ

新ツール『時間毎PVカウント保存ツール』是非登録お願いします。

日間最高
89
2020年11月16日
週間最高
121
2020年11月17日
月間最高
258
2020年12月01日
日間最新
274
2020年11月27日
週間最新
149
2020年11月24日
月間最新
258
2020年12月01日
N1537GO 10,864pt
完結済

ほぼ存在しない俺を、学園の姫だけは見つける

さーど

全100話[242,108文字] 現実世界〔恋愛〕 R15
 主人公の江波戸蓮(えばとれん)は、''ほぼ存在しない''高校一年生。
 影は絶望的に薄く、担任にさえ名前は覚えられていない……だから、''ほぼ存在しない''。

 そんな蓮が、台風の影響で強風と大雨に襲われながら下校していた時の話だ。
 その道中、蓮はこの土砂降りの雨の中で傘もささず佇んでいる身長がそこそこある女性を見かけた。

 その女性の名は白河小夜(しらかわさよ)。
 蓮の通う学校では[学園の姫]と呼ばれ、文武両道、容姿端麗、品行方正が揃ったハーフの少女だ。

 実はマンションで小夜と部屋が隣な蓮だが、影が薄いのもあり小夜には興味がなかった。
 しかし、さすがにこのまま無視して下校するのは目覚めが悪い。

 そう思った蓮は、幸い雨具を来ていたため持っていた傘を小夜の手に押し付け走った。

 ……まあどうせほぼ存在しない自分は気づかれちゃいないだろうし、今後姫と関わることも無いだろう。
 その時、蓮はそう思っていたのだが……


「昨日貸していた傘を、返しにお伺いしたのですけど……」

 次の日、散歩から帰った蓮の部屋の前で、昨日蓮が押し付けた傘を持った小夜が立っていた。

 ──なんと、小夜は何故か''ほぼ存在しない''蓮のことが普通に認識できる人物だったのだ。
 つまり昨日蓮が傘を押し付けていたのをしっかりと覚えており、今蓮の目の前にたっている。

 それに驚く蓮、その蓮の顔色を見る小夜。

 蓮の顔色を見て、小夜は蓮が風邪をひいているのだと認識し、返しに看病すると言ってきた。
 そう、蓮は昨日雨に濡れたにも関わらずろくに体を温めなかったため無自覚にも風邪をひいていた。

 そして風邪をひいていると自覚した蓮は、小夜の看病するという提案を拒んだ。
 とある事情の上、蓮は今の日常を壊したくはなかったのだ。

 しかし、小夜は諦めずに理屈を並べ強引に蓮を説得を試みた。
 あまりのしつこさに頬を引き攣らせる蓮だが、次の交流はどうせないと思いたって小夜の好きにさせることにした。

 今後、予想外に小夜との交流が増えていくのも知らずに……

 これは、''影が絶望的に薄い蓮''と''その蓮を唯一見つけることができる小夜''が少しずつ近づく、恋の物語である。

※総合10000P突破!!

R15 スクールラブ 日常 青春 ラブコメ 男主人公 ゆっくり縮まる距離 ほのぼの 学園 地味系主人公 主人公ハイスペック 一人称視点 ハッピーエンド シリアス
全100話[242,108文字]
各話平均2,421文字
[推定読了8時間5分]
お気に入り登録:2,568件

評価人数:608人(平均4.7pt)

最新作投稿:2020年12月11日(00:00:00)
 投稿開始:2020年10月15日(12:00:00)
 投稿期間:1ヶ月
日間ランキング
ランク順/日付順
89位
2020年11月16日 642pt
94位
2020年11月15日 530pt
98位
2020年11月14日 486pt
101位
2020年11月13日 490pt
104位
2020年11月17日 484pt
119位
2020年11月20日 410pt
120位
2020年11月18日 412pt
131位
2020年11月21日 392pt
148位
2020年11月24日 418pt
155位
2020年11月22日 372pt
162位
2020年11月19日 328pt
163位
2020年11月23日 424pt
193位
2020年11月12日 274pt
199位
2020年11月25日 276pt
268位
2020年11月26日 202pt
274位
2020年11月27日 200pt
週間ランキング
ランク順/日付順
121位
2020年11月17日 2984pt
149位
2020年11月24日 2716pt
月間ランキング
ランク順/日付順
258位
2020年12月01日 7010pt


ページのトップへ戻る