データ取得:2026-07-19未明
おしらせ
▷新ツール『時間毎PVカウント保存ツール』是非登録お願いします。
連載中.
舞踏会から十二分消えただけなのに、私には十二年が経っていました ~異世界帰りの二十九歳令嬢は、年下近衛だけの「おかえり」に泣いてしまう~
アクア
全6話[13,871文字] 異世界〔恋愛〕十七歳の卒業舞踏会、光に呑まれて異世界に落ちた伯爵令嬢イレーネ。
魔物から王都を守り、仲間を葬り、十二年かけて帰還の門を開いた。
――戻った舞踏会では、十二分しか経っていなかった。
十七歳のままの婚約者も、両親も、
二十九歳になり傷だらけで帰った私を、本人と認めてくれない。
抜かれた剣の中でただ一人、消える瞬間を見ていた若い近衛だけが、剣を収めた。
「お預かりして、おりました。――おかえりなさい、イレーネ様」
泣く者から死ぬ戦場で、涙はとうに涸れたはずだった。
なのに、その一言にだけ、私は泣いてしまう。
帰れた。そう思った夜、寝室に戦場の灰が降る。
身体に残った〈帰還門〉が、週にいちど、あちらの残響を吐き出すのだ。
王宮はその力を兵器に欲しがり、救った世界は勇者の帰還を求めてくる。
けれど、私が取り戻したいのは英雄の席ではない。
朝食を最後まで食べる。花を選ぶ。雨音で眠る。誰かに背を預ける。
奪われた「普通」をひとつずつ、この世界に結び直していく。
隣にはいつも、十二分の間に年下になってしまった監視官殿。
「私は、今のあなたしか知りません。ですから、今のあなたの味方です」
十二分と十二年の狭間で、
「おかえり」が「ただいま」になるまでの、回復と恋の物語。
(各話平均2,312文字)
[推定読了0時間28分]
お気に入り登録:1件
評価人数:1人(平均5pt)
最新作投稿:2026年07月18日(21:10:00)投稿開始:2026年07月17日(21:03:50)
| 最近の総ポイント変動 | ||
|---|---|---|
| 今日 | 12 | |
| 昨日 | 12 | |
| 一昨日 | 12 | |
| 3日前 | 12 | |
| 4日前 | 12 | |
| 5日前 | 0 | |
| 6日前 | 0 | |
| 7日前 | 0 | |
連載中
[N7554ML]
「不出来な妻はいらない」と離縁されたので、幽霊城でお化けファミリーと暮らします ~家賃なし、家族つきのモンスター☆コメディ~
連載中
[N0249MM]
「犬とでも結婚しろ」と婚約破棄された令嬢、朝だけ人間の【黒犬公爵様】に求婚されています ~まず散歩を終えてからにしてください~
連載中
[N6199MN]
婚約者から毎朝届く花を選んでいたのは、どなたでしたの? ~二年と七百二十輪、わたくしの手が腫れる花だけが、一輪も混じっていませんでした~
連載中
[N3599MM]
暗殺者令嬢、初仕事で標的へバレました。なのに公爵様は「君は、私が雇える中で最強の盾だ」と暗殺契約続行をご所望です ~毎晩の暗殺定例報告「本日も、未遂です」「結構。明日も頼む」~
完結済
[N4734MM]
公爵家を二十年回した女中頭、本日付で辞めさせていただきます ~お隣の貧乏伯爵家を立て直していたら、元の職場が静かに崩れていくようです~
完結済
[N6814MM]
「俺を忘れろ」と婚約者に言われましたので記憶を消しました――ところで、あなたはどちら様ですか? ~記憶消去スキルで好きも嫌いも選び直します~
連載中
[N1812MN]
「君は後回しでいい」と言われ続けた婚約者ですが、待たされた三年で王都中の「一番」になっていました ~破棄された翌朝から、玄関に招待状が積み上がっていく~

