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データ取得:2026-08-30未明

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N2422MR 104pt
短編.

最後まで聞きました。何もしませんでした

紬 律

全1話[11,979文字] ヒューマンドラマ〔文芸〕
 娘が三つのことを言いに来た。

 わたしは最後まで聞いた。三つとも聞いた。途中で口も挟まん。

 聞いてから、こう言った。

「女同士のことだ」

 三つとも、本当だった。

 わたしがそれを知ったのは七月である。取り立ての二人が屋敷へ来て、三年前にわたしが署名した紙を机に置いたときだ。

 その紙のことは、誰にも言っておらん。妻にも、娘にも。

 秋に屋敷を渡した。領地も渡した。冬に街外れの小さな家へ移って、わたしは寝ついた。

 娘は救貧院にいる。歩いて三十分の場所である。

 わたしは一度も行っていない。

 ――あの子は、同じ日に三人へ同じ三つを伝えていたそうだ。

 そして、それを紙に書いていたという。

 何が書いてあるかは知らん。

  ※『三度申し上げました。誰も聞きませんでした』の父視点です。
   どの作品からでもお読みいただけます。

AI直接使用 アイリスIF9大賞 ESN大賞11 男主人公 西洋 中世 後味爽快 婚約破棄 ざまぁ 令嬢 貴族 自業自得 因果応報 義妹 継母 視点変更
全1話[11,979文字]
各話平均11,979文字
[推定読了0時間24分]
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評価人数:13人(平均3.8pt)

最新作投稿:2026年08月29日(08:29:58)
 投稿開始:2026年08月29日(08:29:58)

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