Nコードで小説の詳細情報を検索
ちょっと面倒だなという方へ

データ取得:2024/05/02未明

おしらせ

新ツール『時間毎PVカウント保存ツール』是非登録お願いします。

N1687CM 60pt
完結済

2番目の魔法少女[3]汚した手の価値

秋乃 透歌

全16話[99,868文字] ローファンタジー〔ファンタジー〕
(本作品は、『2番目の魔法少女』シリーズの三作目です。『2番目の魔法少女』、『2番目の魔法少女[2]予定にない嵐』を読んでいない方は、そちらから先にお読み下さい)

 王位継承試験の期間は、もう半分も残っていない。

 誰もが誰もに優しくすることができる国を作る――その理想を実現するため、瑠璃は〈魔法少女〉として、次の女王を決める戦いに臨んでいる。あらゆるものを失う覚悟すら胸に秘めて。瑠璃は、ここに立っている。
 瑠璃を助けたい――僕が初めて心から望んだ、その想いを、その願いを、その誓いを握りしめ、僕は幾千の思考を巡らせる。その先にある勝利をつかむために。僕は、瑠璃の隣に立っている。

 僕が瑠璃の〈騎士〉にならない理由は三つ。
 一つは、武器としての理由。地平世界の魔法から、地球世界の人間を守るためにかけられた〈保護魔法〉――その強大な魔法を利用することで、他の〈女王候補〉の魔法を無力化する。勝利をつかむための理由だ。
 一つは、切り札としての理由。これまで誰にも明言していない理由だが、瑠璃はおそらく気付いているだろう。彼女がこれに気付いているとするならば、きっと最後の瞬間に瑠璃を助けることになる。希望としての理由だ。
 そして、最後の一つ。
 その理由は――。

 これは、魔法少女の物語。
 そして、少年が思考の果てに背負った罪と、二人の行く先に迫る別れの予感の物語。

ラブコメ 2番目 魔法少女 天才少年 思考による勝利 シリアス 男主人公 女主人公 和風 現代 魔法 ハッピーエンド パラレルワールド ネット小説大賞六感想
全16話[99,868文字]
各話平均6,242文字
[推定読了3時間20分]
お気に入り登録:12件

評価人数:5人(平均3.6pt)

最新作投稿:2015年06月24日(11:00:00)
 投稿開始:2015年01月15日(13:36:44)
 投稿期間:5ヶ月


ページのトップへ戻る