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完結済

黒面二重奏

全8話[14,589文字] ヒューマンドラマ〔文芸〕
あらすじ

警視庁捜査一課の刑事・佐々木守は、都内を騒がせる怪盗「黒面」を追っていた。
黒い面と若草色のマントを身にまとい、悪人からのみ盗みを働く義賊・黒面。
ある夜、守はついに黒面と対峙する。
だがその正体は――
十数年前に死んだはずの弟・佐々木進だった。
兄は刑事、弟は泥棒。
互いに譲れない信念を抱えた兄弟は、東京の街を舞台に追いつ追われつの攻防を繰り広げる。
なぜ進は生きていたのか。
なぜ泥棒になったのか。
そして兄弟を引き裂いた、過去の真実とは――。

登場人物リスト
佐々木 守(ささき・まもる)27歳
警視庁捜査一課所属の刑事。
真面目で責任感が強く、不器用な性格。
正義感が人一倍強く、違法行為を許さない。
幼い頃は弟・進の面倒をよく見ていたが、ある事件をきっかけに生き別れとなる。
死んだと思っていた弟が怪盗として現れたことで、刑事としての使命と兄としての情の間で揺れ動く。
佐々木 進(ささき・しん)24歳
怪盗「黒面(こくめん)」。
黒い面と若草色のマントがトレードマークの義賊。
鮮やかな潜入技術、変装術、頭脳戦を得意とする。
金や宝石そのものより、「不当に奪われたものを取り返す」ことを目的に動いている。
軽口を叩き飄々としているが、兄にも明かしていない強い執念を抱えている。
十数年前に死亡したとされていた。
田所 恒一(たどころ・こういち)45歳
守の先輩刑事。
叩き上げのベテランで、守の教育係のような存在。
口は悪いが面倒見がよく、守を気にかけている。
黒面の正体に守が個人的事情を抱えていることに薄々気づき始める。
高梨 美月(たかなし・みづき)26歳
新聞記者。
怪盗・黒面を追う社会部記者。
警察よりも早く情報を掴むことが多く、守とはたびたび衝突する。
黒面を単なる犯罪者ではないと見ており、その行動の裏にある「ある組織」の存在を疑っている。

集英社小説大賞7 コミックルーム大賞
全8話[14,589文字]
各話平均1,824文字
[推定読了0時間30分]
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最新作投稿:2026年07月21日(19:16:47)
 投稿開始:2026年07月14日(17:26:33)


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