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N9871MI 0pt
短編.

届かなかった手紙が、異世界を救う鍵だった件~麦畑の郵便局で僕は配達人になる~

uta

全1話[9,624文字] ハイファンタジー〔ファンタジー〕
トラックに轢かれて死んだはずの柊蒼介(22歳)が目を覚ましたのは、見渡す限りの黄金色の麦畑だった。

そこで出会ったのは、朽ちた郵便局に佇む白髪紅眼の少女・リネット。彼女は蒼介に古びた革鞄を押しつけ、淡々と告げる。

「届かなかった手紙が、この世界を蝕んでいる」

鞄の中には数百通——いや、底の見えないほどの手紙が詰まっていた。宛先は『魔王』『滅びた王国の国民』『故人』……届けようのない相手ばかり。

しかも、手紙を届けるたびに記憶を一つ失う。届けなければ、世界が一つ消える。

理不尽な規定。それでも蒼介は鞄を肩にかけた。

届けるのは手紙じゃない。誰かが誰かを想った——その瞬間だ。

案内役は消印模様の目を持つ謎の鳩・ピジョン。悲しい手紙は塩辛く、嬉しい手紙は甘いらしい。

死んでから始まった郵便配達。失っていく記憶。それでも届けたい想いがある。

琥珀色の空の下、途方もない配達が始まる——。

AI直接使用
全1話[9,624文字]
各話平均9,624文字
[推定読了0時間20分]
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最新作投稿:2026年06月19日(19:00:00)
 投稿開始:2026年06月19日(19:00:00)

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