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データ取得:2023-12-07未明

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連載中.

御簾の向こうの事件帖

里見りんか

全36話[179,922文字] 推理〔文芸〕 R15 残酷な描写有り
【第一部完結】
 彼女はまさに安楽椅子探偵ならぬ、安楽御簾探偵!

 平安時代、権大納言 花房家には、変わり者の次女がいた。

 華やかな姉、可憐な妹に比べて、地味な顔立ち。女だてらに漢詩を読みこなす彼女は、皆から、頭でっかちな「土筆(つくし)」姫と呼ばれていた。


 ある日、野心家な父が、今をときめく近衛中将、藤原時峰(ときみね)を婿にしたいと、「家に招いて、しこたま酒を飲ませ、三女の菫の寝室にぶち込んで既成事実を作る」という、とんでもない謀略を企てた。

 男嫌いの菫に泣きつかれ、菫の代わりに時峰と対峙する土筆。色男と名高い時峰に警戒する土筆だったが、会ってみると、時峰は意外と紳士的だった。それどころか、時峰は土筆に悩みを打ち明ける。

 その悩みとは、友人の姫が何者かに殺されたらしいーーーというもので……

 中将の話を聞いていた土筆の頭に、ある考えが浮かんだ。


 事件を解決に導く探偵は、御簾の向こうにいる。洞察力優れた彼女の平安探偵譚を、ご覧あれ。

*第1〜5章で「第一部」とさせていただいております。キリが良いところで、更新を止めております。再開まで、今しばらくお待ちください*

※R15。一般的な推理小説レベルの描写が出てきます。
※5〜7話で一つの話となるように書く予定です。
※区切りの良いところまでは、なるべく一気に更新しましすが、話の切れ目(章の区切り)で更新があきます。ノンビリ更新。
※時代考証甘めにてご容赦ください。参考文献は完結後に掲載の予定です。

R15 残酷な描写あり 古典恋愛 時代小説 ミステリー 探偵小説 女主人公 和風 平安 安楽椅子探偵 ネトコン11
全36話[179,922文字]
各話平均4,998文字
[推定読了6時間0分]
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評価人数:25人(平均5pt)

最新作投稿:2023年12月06日(23:07:08)
 投稿開始:2023年05月25日(16:41:07)
 投稿期間:6ヶ月

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