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データ取得:2024/04/27未明

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N9715FU 62pt
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魔術の世界で得たものは、魔術とは程遠いものだった

宇野江 大輝

全68話[465,975文字] ローファンタジー〔ファンタジー〕 R15 残酷な描写有り
 十数年前、当たり障りの無い日々に人々が退屈していた時、空一面には流れ星が覆い、世界を照らし、人々を魅了した。
 だがそれは、幸運の前兆ではなく、破滅の前兆だった。
 その星々は色彩、形状を変えた。
 災害、伝説上の生物、想像上の力を扱う人々としてーー。

 そうして先住者はなす術もないまま逃げ惑い、住む場所を無くし、誰もが最後と悟った時、眩く光る一つの星に祈った。

 神様、どうか平穏を返してくださいーー。

 するとその星は一人の少年、異世界人となり、全ての災害を収束させ、伝説上の生物を滅亡させ、争いを収めた。
 だが、それはまだ完全には収束出来ておらず、再び起こるであろう災害に備える為に、異世界人の少年に魔術を教わったのだ。

 こうして異世界から訪れた一人の少年によって世界は救われた。

 今や魔術は学問として、専門学校を設けられている。
 それが、魔術高等専門学校。
 そこに在籍している、現在二年生の音日理 佑磨。

 彼は入学当初に行われた『魔術実践』という授業で、自分は魔術が使えない現実に叩きつけられた。
 幸いにも友達に恵まれ、順風満帆に過ごしているが、彼が昔に聞かされた英雄譚に今でも憧れを抱き、異世界人の後継として活躍する夢はほんの一ヶ月で潰え、それでも生半可に諦めきれず、戒めの様に英雄の絵本を持ち歩く様は『英雄症』と呼ばれる程だった。

 しかし、『魔術実践』での実戦授業で突如として術式を培うが、それも魔術とは程遠い代物だった。
 その術式に翻弄されながら、音日理 佑磨は描いた夢をもう一度目指していくが、その目標は次第に異世界に英雄の打倒を意味していたーー!?

 救われた世界の英雄を打ち砕かんとする新たな学園物反逆戦記が、今、始まるーー。

R15 残酷な描写あり 日常 異能力バトル
全68話[465,975文字]
各話平均6,853文字
[推定読了15時間32分]
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評価人数:6人(平均3.3pt)

最新作投稿:2021年08月11日(11:00:00)
 投稿開始:2019年10月19日(21:00:06)
 投稿期間:1年9ヶ月


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