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データ取得:2025/09/07未明

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N9689KH 364pt
短編

女子高生の告白を自分で断ったくせに、俺は後悔して、それから。

神経水弱

全1話[5,547文字] 現実世界〔恋愛〕

「束柱さんのこと、好きです。特別に好き、大好き。……私と付き合ってくれませんか?」

 頬を赤らめつつも恥ずかしさを隠すように下唇を噛みしめ、潤んだ瞳をして、上目遣いで俺を見つめる彼女はアルバイト先のスーパーのレジ部門で働く、玉紀莉緒。

 高校三年生の彼女は、ミディアムロングのサラリとした茶色がかった黒髪で、二重の切れ長の瞳に、通った鼻筋、そして小さく丸い唇が印象的な清楚系の美少女。
 
 休憩時間はもちろんだが、一緒に帰ったり、LINEも頻繁にやり取りをするくらい、たくさん語らい、一緒に笑ってきた。

 その積み重ねが、今の告白に繋がるとするならば、答えは一つだった。

 俺ははっきりと彼女に言った。

「ごめん。俺には無理だ」


 彼女の告白を断ったことは、賢明な判断であったと思う。
 
 なのに、俺は情け無くも後悔している。

 後悔しても、もう彼女は俺に振り向いてくれないことくらいわかっているのに。

ネトコン13 123大賞6 男主人公 現代 BK小説大賞 春チャレンジ2025 ESN大賞8 恋愛 バイト先 歳下 JK 男子大学生 重い アルバイト ネトコン13感想
全1話[5,547文字]
各話平均5,547文字
[推定読了0時間12分]
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最新作投稿:2025年04月12日(20:00:00)
 投稿開始:2025年04月12日(20:00:00)


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