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N9575KU 16pt
完結済.

日常がファンタジーに侵食されてるけど、俺の生活はゆるいままです

空飛ぶ鯨

全13話[20,379文字] ローファンタジー〔ファンタジー〕 転移 転生
東京の片隅、どこにでもある平凡な街・朝来坂(あさぎざか)。
だが近ごろ、この街には説明のつかない“非現実”が侵食し始めていた。

空に一瞬だけ現れる浮遊大陸。
夜ごと聞こえる、誰かの「封印を解け…」という囁き。
SNSでは“選ばれし者”を名乗る自称勇者がバズり、
謎の組織がビルの影から世界の命運を見守っていた。

人々は不安にざわつき、政府も水面下で動き出す。
世界が静かに変わり始めていた――そんな中。

「朝飯食いそびれた……学校、行く意味あるか?」
その日も遅刻ギリギリでパンをくわえながら角を曲がったのは、
高校生・真野カケル。
遅刻しても怒られず、喫茶店で異世界の魔導書を読んでいても誰もツッコまず、
使い魔を肩に乗せて歩いていても「また変なの飼ってるね」と言われる程度。

周囲の人々が魔法の存在に怯え、次々と事件に巻き込まれていく中、
彼だけは毎日フラペチーノ片手に「うーん、暑いね~」と呑気に歩いていた。

なぜかトラブルがカケルの周囲でだけギャグ方向に歪んでいき、
爆発すら背景演出のように流れていく。
魔王の幹部が現れても、いつの間にかカケルのバイト先で皿洗いをしていた。

「世界の運命とか、俺、バイトで忙しいから無理なんだよね」
――それでも、確実に世界は崩れていく。
そして、彼自身がその“鍵”であることに、誰よりも彼自身が気づいていない。

日常の皮をかぶったファンタジー。
そして、ファンタジーをギャグで受け流す少年。
これは、世界の温度が下がる中、ひとりだけ常に「ぬるま湯」で生きる少年の、
ズレた日常逆転劇である。

異世界転生 異世界転移 ギャグ シリアス ほのぼの 人外 魔王 勇者 学園 現代 魔法 冒険 日常 青春 ゲーム 超能力 ダンジョン
全13話[20,379文字]
各話平均1,568文字
[推定読了0時間41分]
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評価人数:1人(平均5pt)

最新作投稿:2025年07月31日(13:00:06)
 投稿開始:2025年07月24日(22:28:10)

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