Nコードで小説の詳細情報を検索
ちょっと面倒だなという方へ

データ取得:2026-09-05未明

おしらせ

▷新ツール『時間毎PVカウント保存ツール』是非登録お願いします。

N9327MR 136pt
短編.

「毒見なんて誰にでもできる」と婚約を破棄されましたので、十年分の引き継ぎ書をお渡しして辞めました――その舌は、十年かけないと作れません

ヲワ・おわり

全1話[7,066文字] 異世界〔恋愛〕
「毒見なんて、口に入れて飲み込むだけだろう」

 夜会の真ん中で、王太子オルテンスはセリアとの婚約を破棄し、ついでに十年務めた毒見役の任も解いた。代わりを買って出たのは、殿下の想い人ネリー。

「私、平気です。怖くないですから」

 セリアは何も言い返さず、職務規定どおりに引き継ぎ書を作った。四十二枚。
 毒見役は、毒を飲む仕事ではない。十歳から十年かけて身体に耐性を作り、舌一枚で毒を見分けられるようにする仕事だ。その代償に、セリアは甘いも塩辛いも分からなくなっている。
 最後の一枚には、こう書いた。『引き継ぎ不能事項』——と。

 殿下はその四十二枚を、目の前で裂いた。

 三日後、王太子の皿に毒が入る。

 規定どおりに書類を置いていっただけの令嬢と、十年ぶりのひと口の話。

AI直接使用 女主人公 西洋 職業もの ハッピーエンド 婚約破棄 ざまぁ 自業自得 因果応報 令嬢 王太子 毒見役 一途
全1話[7,066文字]
(各話平均7,066文字)
[推定読了0時間15分]
お気に入り登録:7件

評価人数:19人(平均3.2pt)

最新作投稿:2026年09月04日(07:10:00)
 投稿開始:2026年09月04日(07:10:00)

最近の総ポイント変動
今日136

±0

昨日136

±0

一昨日136

±0

3日前136

±0

4日前136

±0

5日前136

±0

6日前136

+6

7日前130



ヲワ・おわり 先生の他の作品

短編 [N0876MV] kwsk 婚約者の幼馴染を、わたくしの妹に迎えました。もう守っていただかなくて結構ですわね

完結済 [N8175MR] kwsk 研磨師のわたくしに婚約破棄を告げるなら、せめて指輪を外してからになさいませ

連載中 [N0226MS] kwsk 「刺繍なんて侍女にでもできる」と婚約を破棄されましたので、規則どおり退任いたします――公爵家の封印は、本日限りですべて無効です

短編 [N1578MS] kwsk あなたの代わりに七年、頭を下げてきました。――その義理は伯爵家にではなく、わたしに積まれております

短編 [N5985MT] kwsk 婚約解消は承知しました。羊のことは全部、覚え書きに書いておきます

完結済 [N3012MS] kwsk ダンジョンの魔素、うちの畑では肥料です 〜クビになった植物工場の技師、誰も借りない第三層で野菜を作ったら、食べた探索者の記録が全部塗り替わった〜

連載中 [N3794MV] kwsk 「君は捕っただけだ」と婚約を投げ返されたので、誰にも捕れない殿下の球を捕ってみせます

短編 [N3029MS] kwsk 氷室の鍵は、お返しいたします。――今年の夏は暑いそうですよ

短編 [N3999MV] kwsk 蜂は勝手に住みつく虫だと仰るなら、巣箱だけお返しします

短編 [N9448MS] kwsk 煤くさい女は伯爵夫人にふさわしくないと離縁されましたので、屋敷の火を落として出て参ります

短編 [N3899MS] kwsk 婚約解消の条項を書いたのはわたくしです。後段もお読みになりまして?

完結済 [N0162MS] kwsk 人類の攻略配信は、全部俺が置いたアンテナを通っている 〜「通信は外注で足ります」とクビにされた設営技師の設置記録が、協会の公式踏破記録より深かった件〜

連載中 [N3843MV] kwsk 竜になれる令嬢ですが、王子様は人間の私にもおやつをくれます

短編 [N9631MU] kwsk 身代わり花嫁は、誓う前に顔を見せます

短編 [N2637MT] kwsk 「彼女が死ぬまで待ってくれ」と言われたので、彼女を死なせないことにしました

連載中 [N4307MV] kwsk 喝采で強くなる世界で、魔力ゼロの元プロレスラーが技を受けまくったら、塩対応の剣聖が国民的スターに

連載中 [N4907MV] kwsk 三秒の足場で落ちた星を拾い、雲海の向こうへ

完結済 [N0836MU] kwsk 元トラック運転手の俺、ダンジョン宅配を始めたら攻略クランが俺なしで潜れなくなった

完結済 [N8045MP] kwsk 撃てば、お前からも消える 〜才能がないと切られた39歳、S級の切り札を一度だけ奪って人類最強を空席にする〜


ページのトップへ戻る