『不運な結晶細工師は異国の女帝のお気に入り～ブラック労働の末に無実の罪を着せられたのでもう自国に帰りたくないです～』の詳細情報(N9215GQ)

データ取得：2021/03/01未明

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不運な結晶細工師は異国の女帝のお気に入り～ブラック労働の末に無実の罪を着せられたのでもう自国に帰りたくないです～

硝子町玻璃

全19話[38,700文字] ハイファンタジー〔ファンタジー〕 Ｒ１５ 残酷な描写有り

魔導結晶を用いて様々なマジックアイテムを作り出すことが出来る結晶細工師。
その一人であるクリス・ノームハートは、レイベルミッド国で過酷なノルマと劣悪な環境の中でマジックアイテムを作り続けていたが、ある日王女を襲って妊娠させた犯人にされてしまう。結果、クリスは極寒の地に送られることになった。

ところがそんなクリスを放っておかない国があった。
混血種が暮らす謎の国・星帝国。女帝の星桜はクリスを『予言』の人物として引き入れることにした。
星桜の無茶振りを叶えたり、混血種たちの要望を聞いて次々とマジックアイテムを作り出すクリスの存在はやがて星帝国中に知られるようになる。

一方、クリスに無実の罪を着せた王女やそれを信じた国王は彼を追放したことを大いに後悔していた。
クリスは他の結晶細工師とは明らかに異なる部分があり、クリスがいなくなったことによりレイベルミッド国のマジックアイテムの質は急激に劣化していく。
そしてクリスを見捨てたノームハート家は、一族の繁栄のために取り返しのつかない愚行に走るのだった。

二人の精霊を連れた少し臆病な結晶細工師は今日も（基本的には）楽しくマジックアイテムを作りつつ、無自覚に人を惹き付けるのだった。

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