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データ取得:2024/11/22未明

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完結済

月酔いの令嬢は吸血鬼辺境伯に首筋を差し出す〜満月の夜は我慢が出来ません〜

髙 文緒

全7話[17,979文字] 異世界〔恋愛〕 R15 残酷な描写有り
男爵令嬢アネット・ロッツェンは、人狼だと噂されている。
彼女は生まれつき、月酔病という病に侵されていた。満月の夜になると苦しみ悶えるという病気で、原因も治療法も不明だ。
満月の夜に城の塔に引きこもってうめき声をあげる事から、人々は彼女を人狼だと噂する。
人狼令嬢に、結婚の話などあろうはずもない。そう諦めていたおりに、結婚の話が舞い込む。

相手は、国内で最も広い領地を持ち、最強の武力を誇るシュトガル辺境伯のルーカス・フローシュ。
しかし彼は吸血鬼との噂がある。
彼だけでなく、城に住む使用人もみんな吸血鬼で、シュトガル城は吸血鬼城だとも噂されている。
しかし、自身が人狼と噂されて困っていたアネット。ルーカスもきっと、誤解をされているのだと思い嫁ぐことにする。

しかし嫁いですぐに、アネットが人狼ではなく人間の女であることを知ったルーカスに、仮面夫婦を申し入れられる。
吸血鬼の愛情は、吸血行動と支配欲求に繋がっている。愛する相手を吸血して殺し、吸血鬼にしてしまうのが本能なのだ。
ルーカスは、愛する相手を吸血鬼などにしたくない、と思い三百年の間独身でいた。しかし大吸血鬼から、疑われないように結婚をしろと迫られ、探したのが人狼と噂されるアネットだった。
初めて会ったときからアネットに惹かれていたが、人間のアネットから吸血するわけには行かないと、愛することを拒否する。

しかし、次の満月の夜、一人部屋で錯乱することになったアネットをつい抱きしめてしまい――?

R15 残酷な描写あり 異類婚姻譚 女主人公 ハッピーエンド 勘違い じれラブ 吸血鬼
全7話[17,979文字]
各話平均2,568文字
[推定読了0時間36分]
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最新作投稿:2024年03月07日(08:00:00)
 投稿開始:2024年03月01日(08:00:00)


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