Nコードで小説の詳細情報を検索
ちょっと面倒だなという方へ

データ取得:2026-06-24未明

おしらせ

新ツール『時間毎PVカウント保存ツール』是非登録お願いします。

N8687MI 0pt
完結済.

あなたの手で終わらせてほしい、と元恋人は言った。緩和ケア医の私は、彼の願いに応えることができるのか――硝子の天秤:医師と患者、あるいは男と女

かーすけ

全15話[50,094文字] 現実世界〔恋愛〕
緩和ケア専門医の桐島早苗は、ある晩夏の転院搬送で凍りついた。
患者の名前は「津田亮平」――12年前に別れた元恋人だった。
難病による激痛に蝕まれながら、亮平は静かに、しかし確かに言う。
「君の手で終わらせてほしい」
病院の屋上。深夜の処置室。二人だけの面談室。
繰り返される対話の中で、早苗の中の「医師」と「女」が引き裂かれていく。
法律は明快だ。倫理も、教科書には書いてある。でも亮平の顔が浮かぶと、すべてが机上の空論になる。
「あなたを医師として頼んでいるんじゃない。俺が一番みっともなかった時を知っている人間に、見届けてほしいんだ」
晩夏から真冬へ。季節が変わるたびに、亮平の身体は失われていく。
ある深夜、早苗は病室に入り、投与量をゆっくりと変えた。それは安楽死だったのか。
それとも、彼女なりの「繋ぎ止め」だったのか。
硝子の天秤は揺れたまま、答えを出さない。

女主人公 現代 緩和ケア 安楽死 医師×患者 再会ラブ 難病 純愛 胸が痛い 職業倫理 大人の恋愛
全15話[50,094文字]
各話平均3,340文字
[推定読了1時間41分]
お気に入り登録:0件

評価人数:0人(平均--pt)

最新作投稿:2026年06月23日(20:00:00)
 投稿開始:2026年06月18日(12:00:00)

最近の総ポイント変動
今日0

±0

昨日0

±0

一昨日0

±0

3日前0

±0

4日前0

±0

5日前0

±0

6日前0

±0

7日前0



かーすけ 先生の他の作品

連載中 [N0653ML] kwsk 隣には、何かいる。〜「誰もいないエレベーター」「死者からのLINE既読」「勝手に喋るAI」――都会の日常がじわじわと侵食される、幽霊の出ない現代都市ホラー20連発〜

完結済 [N3122MJ] kwsk 家族たちのララバイ ―うちの家族は全員嘘つきだ。それでも、この家が好きだった―嘘つきの夫・GPS探偵の妻・塾サボる娘・笑い続ける息子。バレても、まだ好きでいられるか。

完結済 [N9430ME] kwsk いつも謝ってばかりの俺が、気づいたら会社を救っていた件――二十三年間、誰にも評価されなかった男の地味すぎて気づかれなかった逆転劇 謝るだけが取り柄でも、聞くだけしかできなくても

完結済 [N5894MJ] kwsk 厨房の残響——パリの厨房で師の傑作を焦がし、夢も家族との言葉も失った54歳の営業部長が、裏路地の食堂の女将に震える手を見透かされ、二十年分の沈黙の果てに、たった一皿で家族を取り戻すまで

連載中 [N5720MK] kwsk 関白失格 〜「風呂!飯!」と威張る昭和の猛烈お父さんは、妻と母の見事な連携プレーで手のひらの上を転がされていました〜 不器用な男の虚勢と、それを温かく操る女たちの笑って泣ける家族の記録。

連載中 [N1118MK] kwsk 法廷で判事が生き物の話を始めるとき、被告人も書記官も誰も止められない。 ──法律では届かない場所に、ウグイスの声は落ちていく。 緑ヶ丘地裁・特設更生分室の記録

完結済 [N9970MH] kwsk 旦那の弁当に愛をコメて ~海苔の「✕」から始まった、十七年目の夫婦やり直し~「また唐揚げか」のひと言が、静かな戦争の火蓋を切った。

完結済 [N2127MI] kwsk セリフの続き——二十七年前、ハムレットの主役を親友に 譲った四十九歳の銀行員が、息子と八十二歳の元女優に 見つけられる、静かな再起 喉の奥にしまったままの声が、まだそこにあった


ページのトップへ戻る