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データ取得:2024-04-28未明

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N8642EN 86pt
完結済.

いじわるな魚と迷子の星

雨世界

全431話[339,320文字] ローファンタジー〔ファンタジー〕 R15
 姿を消してしまった少女、山田海を救うために変わった相棒『魚』と一緒に森にやってきた本田星は、そこで一人の少年と出会った。少年の名前は葉山澄と言った。澄は自分のことを森の門番だと名乗り、星と一緒にいなくなった海を探してくれると言った。星はその申し出を受けて、澄と二人で海を探しに、森の奥へ奥へと進んでいく……。

 長編作品 第二作目

 演劇 迷子の星(あなたを救う、……ううん。違うな。このお話は、あなたに私が救われるお話)

 見上げる冬の星空はとても美しかった。都市で見る空の何倍も美しい。たくさんの星が夜空で輝きを放っている。空はいつもよりも高く、空気は透明だった。
 そこには巨大な月があった。白く輝く美しい球体があった。その球体に星の目は釘付けになる。明るい夜。とても素敵な予感がする夜だ。
 森は濃い緑色の葉を生い茂らせていた。木の幹は太くて大きい。大地は焦げ茶色。そこには一本の獣道がある。数日前に雨でも降ったのか、森の草木は水気を帯びている。霧のような白い靄が浮かんでいる場所がある。
 吐く息は白く、空気は凍えるように冷たい。今は冬だ。そういえば私が海と初めて出会った日も、こんな寒くて暗い冬の日だった。そんなことを本田星は久しぶりに思い出す。

少女 恋愛 高校生 魔女 友達 R15 残酷な描写あり
全431話[339,320文字]
各話平均787文字
[推定読了11時間19分]
お気に入り登録:29件

評価人数:4人(平均3.5pt)

最新作投稿:2024年04月27日(00:52:11)
 投稿開始:2018年02月01日(04:37:44)
 投稿期間:6年2ヶ月

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