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データ取得:2025/09/18未明

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N8601JG 28pt
完結済

鉄腕女と精霊少女の冒険記~砂漠にある七つの小国~

コラム

全50話[109,578文字] ハイファンタジー〔ファンタジー〕 残酷な描写有り
砂漠の大陸サハラーウ。

ここは七つの小国以外は、すべて無法地帯となっている場所。

そんな大陸で生まれた女ワヒーダは、盗賊をやっていた両親を殺され、その後、両親を殺した傭兵に育てられた。

その後は親代わりとなった傭兵も戦場で殺され、幼かった彼女は左手と右目を失いながらも生き残った。

捕まったワヒーダは娼館に売られたが、隻腕、隻眼になった影響もあってか、彼女はその容姿を気味悪がられて客はつくことなく追い出された。

それからは育ててくれた傭兵から仕込まれた剣術や体術もあって、彼女は傭兵となる。

数年後ワヒーダは、左腕に鋼鉄の義手を付け、傭兵として名を挙げていくにつれ、鉄腕のワヒーダという異名で呼ばれるようになっていた。

だが彼女はいつ死ぬかわからない人生に嫌気が差していた。

それでも結局は生きるために自分の戦闘の技術を売っていたところ、とある村の牢番の仕事を依頼される。

その村の牢には少女が入っていた。

ワヒーダは白い髪に赤い瞳を持つ少女が牢に入れられている理由を聞き、彼女の秘密を知った。

少女には魔法が使えた。

精霊の声を聞き、少女はその力を使用できるんだと言い、実際に見せてもらった。

しかし、そんな力があっても少女は牢から出るつもりはなく、自分の境遇を受け入れていた。

外へ出ても何も変わらないと。

もっと酷いことが起きるに決まっていると。

話しているうちに、ワヒーダは彼女に自分を重ねるようになっていた。

そして、ついに少女を説得したワヒーダは、少女を連れて村を出た。

村を無事に出た後、ワヒーダは少女に名を与えた。

付けた名はアシュレ――。

それはワヒーダの好きなお菓子と、彼女のうろ覚えだが“方舟”という意味があるらしい。

村を出た後、ワヒーダが信用できる人物がいるという、ベナトナシュ国へ向かうことになった。

だが現在のベナトナシュ国が、砂の大陸サハラーウ全土を騒がせている組織――武装商団アルコムとのいざこざで危険な状態であることを、このときの彼女はまだ知らなかった。

“悪い”を潰して“善い”人生を手に入れたい――そう誓った二人の旅が、ここから始まる!

残酷な描写あり ドリコム大賞3 123大賞5 ESN大賞7 アニセカ小説大賞1 女主人公 魔法 ネトコン12 集英社小説大賞5 砂漠 精霊 武装商団 不条理 バディ
全50話[109,578文字]
各話平均2,192文字
[推定読了3時間40分]
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評価人数:3人(平均3.3pt)

最新作投稿:2024年07月15日(21:39:15)
 投稿開始:2024年07月12日(15:17:53)


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