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N8529FX 72pt
短編

不格好な指輪の話

61

全1話[864文字] 童話〔その他〕


父が話した指輪の話。

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幼いころ、父が家に帰ってきた時、私は泣いた。
「知らないおじちゃんが来た」と。

父は毎日夜遅くまで働いていて私は父の顔を忘れていたのだ。

大人になるまで父と2人っきりになると話す内容に悩んだ。

結局、母を通じてしか話せていなかったのだ。

そして、父も子供と話すのが苦手だった。

父と子の会話ってどうだろう?二人っきりで話せますか?

自分の秘密を父親に話せますか?

本文からそんな内容は読み取れないって?

それは言わない約束で…。



一応、父の名誉の為に。
家族サービスをしてくれなかったわけじゃないですよ。多分多かったくらい。
いつも母も居て二人っきりになることが数える程度にしか無かっただけです。

冬童話2020 父と子 プレゼント
全1話[864文字]
各話平均864文字
[推定読了0時間2分]
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最新作投稿:2019年12月22日(07:00:00)
 投稿開始:2019年12月22日(07:00:00)


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