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データ取得:2025-01-01未明

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短編.

「はい、こちら異世界転生転移派遣事務所です。」

たつべえ

全1話[6,734文字] ローファンタジー〔ファンタジー〕
地獄のはずれにある小さな建屋。
看板には異世界転生転移人材派遣部と書かれている。

近年霊界に送られるはずの魂が消えてしまう事件が多発した。
その原因は異世界転生や転移による魂の転送。

天界で保管されていた魂の記録にズレが起き、
霊界に混乱が起きたため

裁判官である十王は緊急で対処をしなければならず
置かれたのがこの派遣部である。

派遣部の長に任命されたのは先代の閻魔大王。

数多くの死者を裁いてきた先代であれば
対処が可能だろうと踏んでいたようだが
そう甘い問題ではなく次々と送られてくる
転生者達に一人で対応するため目まぐるしい毎日を送っていた。

「・・・・・・・・・・」

車に引かれ、死んだはずの俺は目の下に隈を溜めた
白髪のでオールバックのダンディな男性、
先代閻魔大王の前に立っていた。

「・・来たか。」

質素な部屋に置かれたテーブルの上には数多くの
書類が積まれており、そのわずかな間に
閻魔大王は座っており書類片手に俺を見つめている。

事態を把握できていない俺は呆然と立ち尽くしていたが
閻魔大王はそんな頭の中が真っ白である俺の
目を覚まさせる言葉を放った。

「今から君はここで働いてもらう。
異世界転生転移人材派遣部でな。」

「・・・・・・・・・・はい?」

ここから生前同様、目が回るような
多忙な日々が始まった。

シリアス 男主人公 和風 職業もの 派遣 地獄 異世界転移
全1話[6,734文字]
各話平均6,734文字
[推定読了0時間14分]
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評価人数:7人(平均4.6pt)

最新作投稿:2024年12月31日(11:00:00)
 投稿開始:2024年12月31日(11:00:00)

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