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完結済

《第3部完》幽霊の花嫁修行

三條 凛花

全69話[104,679文字] 現実世界〔恋愛〕
幽霊が見える花夜子《かやこ》の悩みは、夫に仕事も家事もなにもかもまかせきりであること。

夫のスウ、佐々木朱雀は、生まれたときからの幼馴染である。容姿端麗で花夜子にはとびきり甘く、日々の仕事の傍らで家のこともすべてしてくれる。

友人たちには“少女漫画のような恋”と呼ばれる二人。

帰省をきっかけに変わりたいと思ったものの、なにからはじめていいのかわからず途方に暮れる。

そんなとき、幽霊の「紫鶴子《しづこ》さん」に出会い、一喝された。そして、紫鶴子さんと一緒に花嫁修業をはじめたのだった。


生前は教師だったという紫鶴子さん。毎朝9時に“出勤”してきて、時間割を組むように家事を教えてくれ、17時になると“退勤”していく。

紫鶴子さんとの奇妙な師弟関係をすすめるうちに、花夜子は自分に合った方法を模索しながら、少しずつ家事を進めていくのだが、夫や友人をはじめとする周りとの関係、そして自らの心にも変化が出てくる。

年齢にそぐわない幼さを持ち、生活力のなかった花夜子だが、幼いころは真逆の性格だった。彼女が変化したのは、小学生のころ“神隠し”事件に巻き込まれたことがきっかけであった。

花夜子自身は、すべてをすっかり忘れている。
けれども今でも、祠の夢を見る。それから、身に覚えのない、自分ですらない自分の夢。

なぜ花夜子は幽霊が視えるのか。
どうして幼気な性格に変わってしまったのか。
神隠し事件ではなにがあったのか。
花夜子たち夫婦を絡め取ろうとするものや、
暗躍する“教団”と異次元の存在ーー。

日常を積み重ねていく裏側で、花夜子は少しずつ自分を、そして過去と向き合い、失われたものを取り返していく。

その先に待っていたのはーー。



実用書作家である本業の経験を活かし、「家事がしたくなる小説」「生活実用書的な小説」を目指しています。

ストーリーが大きく動く話をのぞき、1話につき1つ暮らしのヒントを入れています。家事のこと、料理のこと、時間の使い方など。

【家事テーマ】
第1部:できることから始める
第2部:衣食住の「食」①
第3部:衣食住の「衣」 -洗濯と衣替え-


第12部までの予定。

著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社/9刷/中国・台湾版あり)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など4冊。

古典恋愛 日常 ホームドラマ ミステリー 現代 ほのぼの シリアス 料理 集英社小説大賞4 幽霊 グルメ 溺愛 スパダリ ネトコン11
全69話[104,679文字]
各話平均1,517文字
[推定読了3時間30分]
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評価人数:5人(平均4.4pt)

最新作投稿:2021年04月30日(23:12:37)
 投稿開始:2019年08月17日(04:53:33)
 投稿期間:1年8ヶ月


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