『魔王と呼ばれた元勇者～役立たずと追放された元勇者は、魔王や聖女達と共に隠居生活を満喫しながら正体隠して悪を裁く～』の詳細情報(N7954KA)

データ取得：2025-04-07未明

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魔王と呼ばれた元勇者～役立たずと追放された元勇者は、魔王や聖女達と共に隠居生活を満喫しながら正体隠して悪を裁く～

白波鷹

全76話[240,912文字] ハイファンタジー〔ファンタジー〕 Ｒ１５

残念だったな、『勇者』。俺が―『魔王』だ。

◇短いあらすじ◇
最強の魔王ルーレスは女勇者レクティアと相打ちした後、何の因果か現世で勇者であるアイドという少年に転生していた。
同時に女勇者レクティアも彼と同じ村でファリーザという少女へ転生するが、逆に現世では彼女が魔王になると預言されてしまう。
そんな中、現世で魔王を倒して再び魔王となったアイドは長い歴史の影でうごめいていた教会の陰謀を知るのだった。
魔王と勇者の立場逆転転生ファンタジー。

※悪役好きな作者の最強系主人公無双作品です
※別名義で書いていましたがリメイクしました
※現世でも魔王となった主人公が盗賊や偽者勇者、竜など色々な悪をほぼワンパンで容赦なく倒します

◇詳しいあらすじ◇
―かつて、この世界には二人の魔王が居た。
しかし、その一人であり最強と呼ばれた魔王ルーレスは女勇者レクティアと相打ち…激闘の末にこの世を去った。

それから数十年の時が流れ、ルーレスの存在はおとぎ話のように語られるだけとなっており、人間達はもう一人の魔王を打倒するべく新たな勇者を選んだが―その勇者が最悪だった。

「―君みたいな能無しの役立たずは要らないよ」

勇者にそう告げられ路上に放り出された俺は、荷物も財布も取られて勇者パーティから追放された。
自分勝手で傲慢な勇者は同じパーティの俺を目の敵にして何かにつけて面倒事を押し付けてくる奴で、さらに聖女にご執心だった勇者は見るに堪えずそんな勇者と縁が切れるのはありがたいくらいだ。

しかし、勇者は知らない。
俺が元勇者であり、一人で魔王を倒した世界最強の人間であること。
また、強者を求めた果てに俺が冥界にすら足を踏み入れていたこと。
そして何より、俺の相棒が元魔王だということを。
そんな勇者に嫌気が差し、相棒と共に田舎生活を満喫しようとしたが―

「あなたが世界を救った勇者ですね？」

厄介なことに、勇者パーティで一緒だった聖女に元勇者だと特定されていた。
やがて、人々は知る。
魔王に勇者が勝利したことがどんな意味を持つのか。
俺が何故、魔王を元魔王と呼ぶのかを。
そんな中、俺を追放した傲慢な勇者に元勇者は告げる。

「それじゃ、貸してた俺の仲間は返してもらおうか。なあ―『偽物勇者様』？」

あらゆる悪を真の悪が裁く、強者に飢えた元勇者の魔王による最強悪役バトルファンタジー！

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