データ取得:2026/09/25未明
おしらせ
▷新ツール『時間毎PVカウント保存ツール』是非登録お願いします。
完結済
領収書屋さんと霧の中の灯台――北町商店街、最後の一枚まで愛で保護します――
乾為天女
全56話[105,256文字] ヒューマンドラマ〔文芸〕そんな中、大輝の店へ栗皮茶色の古いファイルが運び込まれる。中に詰まっていたのは、灯台の修繕費、台風の日の非常食、迷子を保護した時の品物、避難者へ出した緑茶代など、何十年分もの領収書だった。最初はただの紙束に見えたそれは、町の人々が誰かの帰り道を守り続けてきた証だった。
定年後の可純は勢いだけで撤去反対を叫び、子どもたちは「灯台保護隊」を名乗る。中学生の真喜子と早貴は聞き取りを始め、大学生の麻央は土地台帳を調べ、航貴は領収書を入力しながら灯台の歌を教える。一方、大輝は再開発会社から高額な整理依頼を受け、家計の苦しさと町の記録を守る思いの間で揺れる。さらに妻さやの財布から出てきた「星のような君」という領収書が、夫婦の誤解を深めていく。
小火の原因、忘れられた寄付、霧の日の迷子、秘密のレンズ修復。小さな紙切れに残された名前をたどるうち、大輝は気づいていく。家事も、見守りも、差し入れも、誰かを待つ時間も、名前のつきにくい働きは確かに人を支えているのだと。
これは、失望を笑いでほどき、喜びを一枚ずつ受け取り直す、北町商店街と旧灯台の物語。
(各話平均1,880文字)
[推定読了3時間31分]
お気に入り登録:1件
評価人数:0人(平均--pt)
最新作投稿:2026年08月06日(12:10:00)投稿開始:2026年06月18日(07:30:00)
投稿期間:1ヶ月
ただいま集計作業中
02:30頃までこの欄は表示されません
完結済
[N8700MM]
欲しいのは毛布と君――朝焼け図書館の生徒会クーデター
連載中
[N9692ML]
深い夜、水路荘では好きなものを持ち寄る
連載中
[N0724MM]
午後六時十三分、止まった時計は未来を刻み始めた
―
波間で拾った青い小箱がつないだ十一人目の記憶
―
完結済
[N8366LY]
看板職人ヤスミンは赤い糸を書き換える
完結済
[N6135MH]
朝ごはんを一緒に、海の底で会いましょう
完結済
[N6273LY]
その名前は捨てました。辺境食堂で幸せを打ち込む、元悪役令嬢の開拓暮らし
連載中
[N8872MQ]
愛されたいだけなのに婚約を解消された針仕事令嬢は、途切れた時間を縫い直して辺境伯に愛される
完結済
[N7541LY]
真夜中の図書館で死に戻った私は、冷血公爵と偽り結婚して家族を取り戻す
完結済
[N6668MQ]
氷中航路の整備士令嬢は、夜の公爵と朝を待つ
完結済
[N3040MP]
婚約破棄された影縫い令嬢は、呪われた公爵の心だけは縫いません
完結済
[N7866MI]
陽だまり縁側堂の、思い出の捨て方
――嘘の実話祭りと危険な伯爵――
連載中
[N0022MM]
赤い時計の下で、あなたの人生を一杯
完結済
[N7369LY]
潮騒後宮のごはん灯台令嬢
――悪役扱いの転生令嬢は、地水師として食卓と航路を立て直します――

