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N7724GQ 98pt
完結済

ぼくの言の葉がきみに舞う それを人は恋煩いと云う

佐伯瑠璃

全23話[83,864文字] ヒューマンドラマ〔文芸〕 R15
 常世には常葉という妹がいた。
 妹は戊辰戦争で土方の小姓市村鉄之助に扮して箱館戦争に加わった。
 その妹を陰から守っていたのが、兄である常世だ。
 妹を守るために身につけたたくさんの術。しかしもうそれも必要ない。
 常葉は土方と生きることを決めたからだ。

 常世は妹の常葉に代わって市村鉄之助になり変わり、土方の遺品を持って東京は日野へ。
 遺品の全てをを届けたら、異国にでも渡ろうか。
 妹を守るという支えをなくした常世は、半ば人生を諦めかけていた。
 そんな時に噂に聞いた残党狩りに遭遇する。
 狩られようとしていたのは元新選組隊士の十羽(とわ)という女だった。残党狩りのやり口と、十羽が妹と重なって反射的に助け出す。

「自分の人生を生きなさい」
「俺の、人生……」

 これは、常世と十羽の旅恋物語である。


※「副長と小姓と私」のスピンオフです。
※ カクヨム、アルファポリスにも投稿しています。

R15 時代小説 男主人公 和風 幕末 明治 ハッピーエンド 市村鉄之助 副長と小姓と私 スピンオフ
全23話[83,864文字]
各話平均3,646文字
[推定読了2時間48分]
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評価人数:5人(平均5pt)

最新作投稿:2021年05月30日(10:28:58)
 投稿開始:2020年12月09日(22:29:05)
 投稿期間:5ヶ月


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