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データ取得:2025/07/04未明

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後宮の桃妃は記憶を食む 灯華国謎解き譚

祈月すい

全9話[35,478文字] 推理〔文芸〕 R15 残酷な描写有り
異能妃が記憶を食み、謎を解き明かす。
異能×謎解き×中華後宮ファンタジー

灯華国の中心にそびえる楓幻城には、広大な後宮が広がり、皇帝や妃たちが暮らしている。
その数多いる妃のうち、九嬪の最下位に属する麗殊は、ある特殊な血筋の出身だった。

彼女の一族、甜氏は辺境の神山に住み、稀に異能を持つ娘が産まれる。
その中でも麗殊は、食事行為を媒介として他者の記憶を読み取る"幻食"の力を持つ特別な存在だった。
一族に失われた名誉を取り戻すため、麗殊は後宮へと送り込まれた。

後宮入りから半年が過ぎたある日の早朝、麗殊と九嬪は、内廷にある皇帝の在所・黄瑞殿に呼び出される。

「竹妃様が亡くなられました」

九嬪の前でそう告げたのは、皇帝・朧鳴帝の側近だった。
高位の妃である四夫人の一人、竹妃の突然の死……その報告と共に、皇帝の厳命が下る。

──竹妃の死の理由を突き止めよ。次の朔月までに最も早く真実へ辿り着いた者には、竹妃の穴を埋める四夫人の位を与える。

この勅命に、昇進の機会を渇望する九嬪たちは意気込み、死の真相を追い始める。
一方の麗殊も、一族の野望を果たし、自身の食欲を満たすべく、この異様な争いに身を投じる決意をする。

そんな彼女の前に現れたのは、謎めいた美青年の太医・朔。彼は皇帝直属の臣下であり、監視役として麗殊に宛てがわれた。
朧命帝の命のもと、麗殊は朔と共に真実を追い求める。

「依代は姿を映し、餐は心を解く。味わうは余情、探るは真意。汝の記憶、この身に宿らん」

竹妃の死の真相、皇帝の隠された意図、甜氏の過去、そして朔の正体とは──。

◇◇◇
*カクヨムにて『後宮の幻食妃』として掲載しているものです。
*推理・解決方法はファンタジー色強めなのでご注意ください。
*中華後宮が舞台ですが、その制度・名称等に、オリジナル要素を多分に含みます。
*本作はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。

R15 残酷な描写あり ネトコン13 123大賞6 女主人公 ハッピーエンド グルメ 中華風 中華後宮 推理 ミステリ 異能 料理 主従 恋愛 成り上がり
全9話[35,478文字]
各話平均3,942文字
[推定読了1時間11分]
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最新作投稿:2025年07月04日(12:10:00)
 投稿開始:2025年07月01日(08:00:00)


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