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データ取得:2024-03-02未明

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連載中.

スキル【海】ってなんですか?〜使えないユニークスキルを貰った筈が、海どころか他人のアイテムボックスにまでつながってたので、商人として成り上がるつもりが、勇者と聖女の鍵を握るスキルとして追われています〜

陰陽

全168話[323,258文字] ハイファンタジー〔ファンタジー〕 残酷な描写有り
※情報の海が解禁してからがある意味本番です。

 我が家は代々優秀な魔法使いを排出していた侯爵家。僕はそこの長男で、期待されて挑んだ鑑定。

 だけど僕が貰ったスキルは、謎のユニークスキル──〈海〉だった。
 期待ハズレとして、婚約も破棄され、弟が家を継ぐことになった。

 家を継げる子ども以外は平民として放逐という、貴族の取り決めにより、僕は父さまの弟である、元冒険者の叔父さんの家で、平民として暮らすことになった。

 ……まあ、そもそも貴族なんて向いてないと思っていたし、僕が好きだったのは、幼なじみで我が家のメイドの娘のミーニャだったから、むしろ有り難いかも。

 それに〈海〉があれば、食べるのには困らないよね!僕のところは近くに海がない国だから、魚を売って暮らすのもいいな。

 スキルで手に入れたものは、ちゃんと説明もしてくれるから、なんの魚だとか毒があるとか、そういうことも分かるしね!

 だけどこのスキル、単純に海につながってたわけじゃなかった。
 生命の海は思った通りの効果だったけど。

 ──時空の海、って、なんだろう?

 階段を降りると、光る扉と灰色の扉。
 灰色の扉を開いたら、そこは最近亡くなったばかりの、僕のお祖父さまのアイテムボックスの中だった。

 アイテムボックスは持ち主が死ぬと、中に入れたものが取り出せなくなると聞いていたけれど……。ここにつながってたなんて!?

 灰色の扉はすべて死んだ人のアイテムボックスにつながっている。階段を降りれば降りるほど、大昔に死んだ人のアイテムボックスにつながる扉に通じる。

 そうだ!この力を使って、僕は古物商を始めよう!だけど、えっと……、伝説の武器だとか、ドラゴンの素材って……。
 おまけに精霊の宿るアイテムって……。

 なんでこんなものまで入ってるの!?
 失われし伝説の武器を手にした者が次世代の勇者って……。ムリムリムリ!
 そっとしておこう……。

 仲間と協力しながら、商人として成り上がってみせる!
 そう思っていたんだけど……。

 どうやら僕のスキルが、勇者と聖女が現れる鍵を握っているらしくて?

 そんな時、スキルが新たに進化する。

 ──情報の海って、なんなの!?

 元婚約者も追いかけてきて、いったい僕、どうなっちゃうの?

カクヨムからの転載です。
現在のストックは269話。

残酷な描写あり オリジナル戦記 異能力バトル ラブコメ ハーレム 貴族 成り上がり ユニークスキル 現地人主人公 ストックは269話
全168話[323,258文字]
各話平均1,924文字
[推定読了10時間47分]
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最新作投稿:2024年03月01日(19:00:00)
 投稿開始:2023年12月08日(21:13:11)
 投稿期間:2ヶ月

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