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N7026DS 228pt
完結済

オオカミの花嫁

尾多 悠

全20話[74,061文字] 童話〔その他〕
とある国に、四季を司る魔法を使う女王がいた。
女王は国の外れの深い山にある塔に暮らし、そこで日々、季節の歌をうたうことで国に四季を廻らせていた。
しかし、三年前の冬に女王は病に倒れ、帰らぬ人となる。

季節を司る力は、女王の娘の四人の姫に託された。

長女の春の姫君。
次女の夏の姫君。
三女の秋の姫君。
そして、末っ子の冬の姫君。

それぞれが担当する季節の間、姫は塔で女王と同じように歌をうたい、国に季節を運ぶようになる。

今の季節は冬。
ときおり外から聞こえる狼の遠吠えを耳にしながら、今日も冬の姫は歌をうたい、思う。

「冬なんて、なくなればいいのに」と。

冬童話2017 女主人公 シリアス 西洋 異種間交流
全20話[74,061文字]
各話平均3,703文字
[推定読了2時間29分]
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評価人数:11人(平均4.6pt)

最新作投稿:2017年01月25日(18:34:31)
 投稿開始:2017年01月05日(17:25:50)


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