Nコードで小説の詳細情報を検索
ちょっと面倒だなという方へ

データ取得:2025-03-02未明

おしらせ

新ツール『時間毎PVカウント保存ツール』是非登録お願いします。

N7024JZ 24pt
連載中.

『前略 この問いの答えが、お分かりになりますか?』~「見るに堪えない」と言った獣人の王に、何故か溺愛されています~

安島妃鞠

全25話[82,455文字] 異世界〔恋愛〕 R15
「前略 この問いの答えが、お分かりになりますか?」

 侯爵令嬢セリーヌは、平民の母と侯爵の不義の子としてこの世に生を受けた。艶やかな金色の髪と、輝くラベンダー色の瞳。美しいその容姿はさることながら――十年前、母を病で失って以降、肩身の狭い、寂しい人生を送っていた。

 孤独に耐えかねたセリーヌは、ある日、空き家となっている筈の母との思い出の家に手紙を送った。

 自分と分からぬよう信書管理所のレンタルポストを経由して。内容も、万が一にも第三者に見られたら困ると思い、短い問いを一文だけ。それは、小さい頃、母と交わした謎かけ。セリーヌの、大好きなものを当てる『なぞなぞ』。もちろん、ずっと返事はなかった。けれど、セリーヌが十四歳になる頃――返事が届いた。

 返事は、見事に全て正解だった。
 それ以降、セリーヌは隙を見つけては手紙を送り、返事を待った。そんなやりとりに救われながら、セリーヌもついに十七歳。侯爵より、婚約の話を持ち掛けられる。悪戯に送る書信も止めるように厳命され、大切に取って置いた返信さえも燃やされてしまう。

 嫁ぎ先は、長年セリーヌの住まう王国の敵国だった獣人の国の若き王ロガン。いずれは侯爵家の駒として嫁がされるとはわかっていたものの、セリーヌは度々噂で聞いていた獣人の恐ろしさに身を震わせる。

 しかし、実際に会ったロガンは、無口ながらもセリーヌを尊重してくれる。ロガンの優しさや、不器用な愛情に救われていくセリーヌ。このまま穏やかな日々が続いていくのかと思っていたある日――今度は、セリーヌの元に手紙が届いた。

「前略 この問いの答えが、お分かりになりますか?」

 謎かけから始まる、恋の物語。

※未熟な作家故、修正なども加えながら進めていくと思います。どうか、よろしくお願いします。

ルフナ大賞 アイリスIF6大賞 シリアス ほのぼの 女主人公 人外 西洋 魔法 ハッピーエンド 異類婚姻譚 溺愛 R15 残酷な描写あり
全25話[82,455文字]
各話平均3,298文字
[推定読了2時間45分]
お気に入り登録:7件

評価人数:1人(平均5pt)

最新作投稿:2025年03月01日(00:02:03)
 投稿開始:2025年01月19日(06:15:59)
 投稿期間:1ヶ月

最近の総ポイント変動
今日24

±0

昨日24

±0

一昨日24

±0

3日前24

±0

4日前24

±0

5日前24

±0

6日前24

±0

7日前24




ページのトップへ戻る