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データ取得:2025/09/19未明

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N6981KX 26pt
短編

海に消えた歌

深雪

全1話[1,494文字] ホラー〔文芸〕
高校1年生の藤村紗矢は、微かな霊感を持っている。日常では、風のような気配や遠くの声がふと耳に届く程度だった。
ある日の授業で、彼女は約100年前に姉妹校の生徒たちが冬の海で遭難した悲劇と、彼らを悼む歌について学ぶ。
数日後、家族とともに訪れたのは、今では観光客で賑わうその海岸――かつての事故現場だった。
冷たい波音と人々の笑い声が混じる中、紗矢の耳に、どこか遠くから子供たちの声が届く。
見えるはずのない彼らの声は、時を越えて紗矢に語りかけるように、静かに、確かに響いていた。

夏のホラー2025 女主人公 現代 心霊 静かなホラー 幻想文学
全1話[1,494文字]
各話平均1,494文字
[推定読了0時間3分]
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評価人数:3人(平均4.3pt)

最新作投稿:2025年08月16日(00:39:09)
 投稿開始:2025年08月16日(00:39:09)


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