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データ取得:2025/05/19未明

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N6902KJ 8pt
短編

笑いの神様

雉白書屋

全1話[2,032文字] その他〔その他〕
 とあるお笑い芸人の男。彼は笑顔とは縁が遠いようで、まったく売れる気配がない。
「今売れている連中も、運が良かっただけで大して面白くない。売れてるから面白いと思われてるだけだ。きっかけさえあれば、おれも……」と人を妬み、自分を慰めるばかりの日々を送っていた。
 そんなある夜のこと。まどろむ彼の枕元に突如、光とともに奇妙な男が現れた。

「な、な、な」

「わしは笑いの神だ。笑いに生きる者よ。お前にどんな話でも、一度だけ大ウケする力を授けよう」

 満足に声も出せなかった彼だったが、その言葉にがばっと体を起こした。そして、まじまじと相手を見つめる。

全1話[2,032文字]
各話平均2,032文字
[推定読了0時間5分]
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最新作投稿:2025年05月01日(11:00:00)
 投稿開始:2025年05月01日(11:00:00)


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