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データ取得:2025-12-24未明

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連載中.

できることなら、もう一度貴方の隣に。〜“殿下”、私を忘れてください〜

桜夜.Ari

全56話[70,956文字] 異世界〔恋愛〕
貴方のためを思うなら、私はここにいてはいけない。


私の生活ががらりと変わったのは、きっとこの時から——。



ルアリナ・エバンス子爵令嬢、私には、最愛の婚約者がいる。
名前はセシル・カルディエン皇太子。

“美しく、聡明。そして皇太子の愛を一身に受けている女性”
そのすべてが私を際立たせていたが、それがまた私を孤立させていた。
セシル様がくれる愛と温かさは、私にとって光だった。

だが、その幸せな時間も束の間、幸せは突如として崩れ去る。
デートの最中、突如現れた“正体不明の魔物”。

幸せは唐突に終わる。
私はある事実に気づいてしまった。
自分の身分が、彼にとって重荷となっていると。
私が貴方の隣にいてはいけないのだと。

もうセシル様に、迷惑をかけたくない。


そして——ルアリナが決めた、“ある選択”。



目を覚ますと、そこは深い霧に覆われた村。
助けてくれた魔法使いたちは何も聞かない。ただ一言だけ、告げた。

「貴女は———」

その理由も、使命も、代償も。
何ひとつ明かされることなく、物語は静かに動き出す。


私は大切な人のそばにいてはいけない。




一方その頃、セシルは———を失っていた。

にもかかわらず——。

彼はまた、理由もなくルアリナを追い始める。

——俺を、俺を置いていかないでくれ……。

——どうして俺は、こんなにも君に焦がれているのだろうか。

“彼女を狙った魔物”の正体。そして、帝国の未来。


それぞれの想いが葛藤する中、ルアリナは“使命”を果たすことができるのか。
そしてセシル様との離れ難い運命を、どう乗り越えて行くのか。

ルアリナに課さられた使命の「本当の理由」を、まだ誰も知らない。

第2回ルフナ大賞 女主人公 西洋 中世 魔法 ハッピーエンド 身分差 悲恋 パッシュ大賞 アイデジIR大賞 セカイ系
全56話[70,956文字]
各話平均1,267文字
[推定読了2時間22分]
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評価人数:8人(平均3.9pt)

最新作投稿:2025年12月22日(21:57:47)
 投稿開始:2025年01月18日(23:30:56)
 投稿期間:11ヶ月

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