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N6279DR 30pt
短編

冬の女王と召使い

中村はちす

全1話[10,870文字] 童話〔その他〕
冬童話2017の企画内で、用意して頂いたプロローグから創作した短編です。

あるところに、春・夏・秋・冬、それぞれの季節を司る女王様がおりました。
女王様たちは決められた期間、交替で塔に住むことになっています。
そうすることで、その国にその女王様の季節が訪れるのです。
ところがある時、いつまで経っても冬が終わらなくなりました。
冬の女王様が塔に入ったままなのです。

上掲が頂いたプロローグの一部ですが、
童話という事なので心理描写を一切描かず、登場人物の行為を客観的に、歯切れよく描くことに専念しました。

プロローグ以降のあらすじ
冬の女王が、何故季節の塔から出てこないのか、この謎は序盤でわかります。
誰の助力も得ることなく、女王は自らの意思で己を戒めて、塔の外へ出る事を決意します。私はここから物語を描こうと想いました。

冬の女王には召使いが一人います。
冬の女王が塔を離れる動機。これが”責務”ではなく”望み”となるように。
召使いがあっちへ、こっちへと活躍します。
狂言回しのような言葉遣いの中で、二人の心持ちが、如何に強い信頼で繋がれているかを描写できていればと想います。

冬童話2017 冬の女王 召使い 童話 童謡 滑稽 言葉遊び
全1話[10,870文字]
各話平均10,870文字
[推定読了0時間22分]
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最新作投稿:2016年12月14日(03:49:12)
 投稿開始:2016年12月14日(03:49:12)


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