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短編

死んだ初恋の幼馴染がラジオでパーソナリティをしている件

底一

全1話[32,391文字] ホラー〔文芸〕


高校二年の夏の日。
オレ、山本颯太は幼馴染である柏木柚子を失った。
誕生日の前日、彼女は事故で亡くなってしまったんだ。
でもあの日、オレが一緒に帰りたがっていた柚子を置いていかなければこんなことにはならなかった。
オレが忘れていたプレゼントを買いに行ってしまったから。
一緒に買うっていう選択肢が恥ずかしくて、彼女を置いて行ってしまったから。

──あのね、颯太。私ね、明日颯太に伝えたいことがあるんだ。

別れ際、彼女がオレに伝えたいと言っていた内容を聞くことはもう二度とできない。
柚子を失い悲嘆にくれるオレにある日、同級生の相島紗季が死者の会話が聞こえるラジオの存在を教えてくれた。
胡散臭いと思いながらも、試してみたオレ。
すると──

『さあ始まりました! 真夜中ラジオのお時間です!』

生前と変わらず、明るく元気な柚子の声が聞こえてきたのだ。

日常 青春 怪談 夏のホラー2022 幼馴染 高校生 恋愛 男主人公 現代 初恋
全1話[32,391文字]
各話平均32,391文字
[推定読了1時間5分]
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最新作投稿:2022年08月24日(15:13:46)
 投稿開始:2022年08月24日(15:13:46)


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