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データ取得:2026-06-10未明

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完結済.

千年の空白と一刻の彩

如月 愁

全5話[8,808文字] 現実世界〔恋愛〕
古美術修復師の湊(みなと)には、古い品に残された人の気配を色や香りで感じ取ってしまう「厄介な体質」があった。
十一月の末、彼の工房を訪れた一人の女性・一花(いちか)。彼女が抱えていたのは、右側に松だけが描かれ、左側が不可解なほど滑らかな空白となっている「片割れの屏風」だった。

工房に漂う、季節外れの清冽な梅の香り。
修復の過程で裏打ちの下から現れたのは、かつて都を追われた男を慕う女が綴った和歌の断片だった。
千年前、絵から「飛んでいった」とされる梅の伝説。そして、西の地で代々その梅を祀ってきた湊の家系。

重なり合う記憶と、時を超えて共鳴する二人の想い。
失われた「左側」が埋まる時、千年の時を止めていた物語が再び動き出す――

和風 現代 ハッピーエンド ノスタルジー 短編 現代ファンタジー
全5話[8,808文字]
各話平均1,762文字
[推定読了0時間18分]
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最新作投稿:2026年05月06日(11:30:00)
 投稿開始:2026年05月05日(07:00:00)

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