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N5997EO 282pt
完結済

大島サイクル営業中・2018年度

京丁椎

全73話[170,722文字] ヒューマンドラマ〔文芸〕 R15
これは1人のバイク店店主の物語。暴走を嫌い、無駄な装飾を嫌い、今都を嫌う。
叩き上げのスキルと使い込んだ工具が彼の武器。

「え?高嶋高校ってバイク通学OKなんですか?珍しいですね」
「そうやで、知らんと受けたん?まぁ電車は少ないし、駅から学校まで遠いから」

「私は大津から引っ越してきたんです。私も免許取ろうかな?」
「その前に自転車を買った方が良いかな?教習所通いに要るから」

「教習所も遠いんだ…バスは無いんですか?」
「そんな便利な物は無いよ~(笑)」

不便な土地にある小さなバイク店『大島サイクル』またの名を…

「免許を取ったら『おっちゃんの店』でカブを買って通学やな、燃費が良いし」
「『おっちゃんの店』?」

自転車・ミニバイク販売・修理のお店、大島サイクル。またの名を『おっちゃんの店』


ここは滋賀県高嶋市にある小さな商店街。もしもバイクが欲しければ片隅にある小さな店へ行ってごらん。一見気難しそうなおっさん店主が小さなバイクを弄っているはずだ。コーヒーが出てきたら欲しいバイクの事を話してみよう。え?カブとか小さいバイクしか無い?それはここが小さなバイク専門のお店だから。欲しいバイクがおっさんの得意な車種じゃ無くても大丈夫。知り合いの店を紹介してくれるはず。

おっさんの得意車種だったら質問攻めに会うはずだ。この言葉が出てきたら質問がスタートする。

「予算はどれだけや?どんな風に使う?…条件を聞こうか…」



フィクションです。登場する人物・団体・地名・施設等は全て
実在する人物・団体・地名・施設等とは一切無関係です。

R15 日常 青春 スーパーカブ 4mini 滋賀県 架空の街 ほのぼの 和風 現代 オートバイ
全73話[170,722文字]
各話平均2,339文字
[推定読了5時間42分]
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評価人数:17人(平均4.6pt)

最新作投稿:2018年12月30日(12:00:00)
 投稿開始:2018年02月14日(13:43:17)
 投稿期間:10ヶ月


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