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N5923BT 2pt
短編

スナックのママ

シグマ君

全1話[9,877文字] ホラー〔文芸〕
 男は、夜の街が好きだった。
 人工の灯りに照らし出された、タバコの煙が揺らめくカウンター。BGMを掻き消す程の声が響いている。見知らぬ男や女が、日常を忘れようとするように、グラスを傾けている空間。
 そんな喧騒の中に身を委ねるのが、理由も分からず、男は気に入っていた。
 何時からか、ある店に出入りするようになっていた。そこは、不思議な女が、ママをやっている店だった。
 随分と年月が過ぎたが、あの店に行っていた頃の事が、男は、今でも忘れられない。カナと言う女の子の事も。

  ◆◆◆
 この短編は、一応、ホラーと言う事で書きました。
 「男」とは、作者の事なんです。
 書き終えて、何度も、自分で読み返してみたのですが…これが、怖くない!
 ノン・フィクションとか実話と言われる物は、体験者が、自分で文字を起こすと、怖くない文章になってしまうのだろうか?
 作者は、起こった不思議な出来事よりも、ある人物が、怖かったのです。

 20代の前半に経験した、ほんのりホラーで、恋の話しです。

 あの頃の事を、起・承・転・結に置き換えると、起は省いて、承と転で構成された小説です。結については、未だ見えて来ていないのが現実ですので、書き加えてはおりません。

ほんのりホラー 女の子 ママ スナック
全1話[9,877文字]
各話平均9,877文字
[推定読了0時間20分]
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最新作投稿:2013年08月26日(11:33:26)
 投稿開始:2013年08月26日(11:33:26)


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