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データ取得:2024/04/25未明

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N5880DI 422pt
完結済

霊能少年と怪異山

黒木京也

全16話[83,789文字] 純文学〔文芸〕 R15 残酷な描写有り
 六月になり、梅雨入りが迫る頃。少年は少し遅れた大型連休と言い張る両親に連れられて、母方の祖母が住む里山にやってきた。同伴した幼馴染みが車酔いでダウンしているのを尻目に、到着早々に御使いを言い渡された少年は『カネオのばぁば』の家へ手紙を届けに出発する。危うげなくばぁばの家にたどり着き、そのまま今度は祖母への贈り物を受け取ったのだが、なんとその帰り道。見たこともない真っ白な一本足の大猿にその小包を奪われてしまう。
「あれは大切なものなので、必ずお祖母ちゃんに渡すように」そう言われていた少年は慌て猿を追いかけるが、猿が逃げ込んだのは同時に決して入ってはならないと言われていた、里で一番に大きな山だった。ただならぬ気配のする山に入り込んだ少年は、そこで多くの〝怪異〟と遭遇する。猿を追い、巻き込み、巻き込まれているうちに明らかになっていくのは、今里山で起きている、ある異変の存在だった。
 山の深みへ行くにつれて、少年はあらゆる真理に遭遇する。己の正体。生まれてきた意味。それらを知った時、少年は進むべき〝道〟を定めていく。
 自称『魔法使い』な怪異が視える少年と妖怪達が織り成す、一夏の短い冒険譚。

R15 残酷な描写あり 年の差 伝奇 神隠し 妖怪 怪異 ほのぼの おねショタ 現代 冒険譚 人外 魔法(?) ダーク
全16話[83,789文字]
各話平均5,237文字
[推定読了2時間48分]
お気に入り登録:109件

評価人数:23人(平均4.4pt)

最新作投稿:2016年08月15日(18:37:10)
 投稿開始:2016年06月05日(19:34:58)
 投稿期間:2ヶ月


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