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データ取得:2024/04/27未明

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N5759HP 26pt
完結済

ケイオスブラッド ~暗渠の一滴~

黒十二色

全66話[221,304文字] ハイファンタジー〔ファンタジー〕 R15
『ファイナルエリクサーで乾杯を』(https://ncode.syosetu.com/n6107fp/)と関連があります。結末の後、いくらか時が過ぎており、主人公も別ではありますが、『ファイナルエリクサーで乾杯を』の結末についての内容を大いに含みますし、共通の人物も登場しますのでご注意ください。

ある朝、村に長耳の少女グレースが降ってきた。季節外れの厚着をして、自分で決めた大いなる使命を抱いて、大きな荷物を背負っていた。
そこに居合わせた少年の名はオリヴァン。神聖とされる「悪魔の滝」から水を汲もうとしていた。
落下してくる少女を助けようと、オリヴァンは彼女に手を伸ばした。

深い地底の水たまりで目を覚ました彼女が言うには、世界は滅ぼうとしているのだという。そして彼女は、世界を救うために、別の世界(ロウタス)から来たのだという。

オリヴァンは、外の世界に興味があった。勇者や英雄の伝記に書かれている場所を訪れて、憧れを噛みしめたいと思っていた。でも、その程度でしかなかった。自分が勇者だとか英雄だとか、そういう誰かから憧れられる存在になれるなんて、本気で思ったことは一度もなかった。

グレースが村の外へと続く柵を飛び越えて、オリヴァンに向けて手を伸ばす。
そして、四人くらいが乗れそうな小舟に乗り込んで、二人で川を下っていった。

(全66話)

魔法 冒険 スキル エルフ R15 残酷な描写あり
全66話[221,304文字]
各話平均3,353文字
[推定読了7時間23分]
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評価人数:3人(平均3.7pt)

最新作投稿:2022年07月04日(17:00:00)
 投稿開始:2022年05月01日(19:37:57)
 投稿期間:2ヶ月


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