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データ取得:2026-10-14未明

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連載中.

次は、私が決める。~女子大ボクシング部と、居場所をなくした中年コーチ~

水城 朔

全28話[125,786文字] ヒューマンドラマ〔文芸〕 残酷な描写有り
白石綾乃は、六年間ボクシングを続けてきた。

構えも知っている。
踏み込みも知っている。
拳の握り方も、体重の乗せ方も知っている。

だからこそ、分からなかった。

構えもしない。
顎も引かない。
肩も入らない。
踏み込む予備動作すらない。

それなのに――目の前の女の子が放った拳は、綾乃の知っているどのパンチとも違っていた。

再現しようとしても、できない。

答えを求めていた綾乃たちの前に現れたのは、中年男・只野。

口は悪い。
下心も隠さない。
指導者らしいことも、セクハラしか言わない。

「真面目すぎんじゃね?」

そう言うだけで、答えは教えない。

どう打つのか。
どう避けるのか。
なぜ届かないのか。

聞いても、只野は突き放す。

「自分で考えろ」

それでも彼は、一目見ただけで彼女たち自身も気づいていないものを言い当てる。

経験のある綾乃。

勢いで前へ出る美波。

素直に吸収するひまり。

人をよく見ている千尋。

そして、まだいない五人目。

ばらばらだった女子たちは、自分たちのボクシングを探し始める。

一方の只野もまた、リングの外で立ち止まっていた。

なぜ自分はここにいるのか。

なぜ、またボクシングを見ているのか。

答えはまだ出ない。

彼女たちに答えを教えない男自身が、自分の「次」を決められずにいる。

勝つためだけの話ではない。

才能を見つけてもらう話でもない。

誰かに決められた正解ではなく、

自分で考え、自分で選び、自分の次を決める。

女子大生たちと、居場所をなくした中年男が、リングの上でもう一度「次」を探す大学女子ボクシング青春群像劇。

残酷な描写あり ほのぼの 男主人公 女主人公 学園 平成 現代 群像劇 青春 ボクシング スポーツ 女子大学生 中年主人公 成長 再生 師弟未満
全28話[125,786文字]
(各話平均4,492文字)
[推定読了4時間12分]
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評価人数:1人(平均5pt)

最新作投稿:2026年10月13日(21:52:24)
 投稿開始:2026年09月19日(07:00:00)

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