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データ取得:2026/05/17未明

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短編

クロリザル

やと

全1話[36,507文字] 純文学〔文芸〕
売れない小説家・慎太郎は、鬱病の治療のために入院していた。
そこで出会ったのは、脳の重い病を抱えた少女
明るく振る舞う彼女だったが、その病は進行すれば記憶を失い、いずれは命すら危ういものだった。

ある夜、少女は慎太郎に一冊のノートを託して言った。

「私が私だった証が、全部ここにあるから」

それは、少女が綴った「やりたいことリスト」だった。
旅行に行く、小説を書く、誰かにお礼を言う――。
そして、最後のページには、


少女は間もなく病室で亡くなり、慎太郎の胸には深い喪失感が残った。
退院した慎太郎は、彼女の夢の続きを叶えるように旅に出る。
広島、北海道…さまざまな土地で人々と出会い、互いの孤独や傷に触れながら、慎太郎は少しずつ「書く意味」を取り戻していった。

数か月後、彼の小説**『優しさの首輪』**は10万部を突破し、大ヒットとなる。
母校での講演も決まり、かつて彼に深い心の傷を与えた人々の前で、本当の気持ちを言葉にする勇気も持てるようになった。

そして――。
『優しさの首輪』の書店サイン会を終えた慎太郎は、一人、吹雪の北海道の岬にいた。
ポケットには、少女のノートと、はな、智春との出会いが慎太郎を変えていく。

ノートの最後のページに書かれていた言葉が、慎太郎の胸に響く。

全1話[36,507文字]
各話平均36,507文字
[推定読了1時間14分]
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最新作投稿:2025年07月05日(20:27:52)
 投稿開始:2025年07月05日(20:27:52)


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