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N5421FR 23pt
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《掃き溜め通り》の貸し出し屋

藤見 正弥

全72話[180,828文字] ハイファンタジー〔ファンタジー〕 R15 残酷な描写有り
とある田舎の村に住んでいた少女アリアは、数年前に母を亡くし一人暮らしをしていた。
しかし最近になって誰かの視線を感じるようになっていた。
気のせいかもと考えていたが、遂には周囲に争ったような形跡まで見つかり始めた。
村の人達に迷惑がかかるのを恐れて母が亡くなる前に『困った事があったのならここを頼りなさい』と言っていた母の知人のノアの元を尋ねる事にしたのだが、辿り着いた場所には何故か《貸し出し屋》の看板が掲げられていた。
事務所に入ろうとすると中から言い争うような声が聞こえ、入るのを戸惑っていると怒った男性が文句を言いながら飛び出してきた。
体勢を崩し床に座っていると、扉から出てきた美しい獣人の少女が心配して声をかけてきた。

「あの、ここにノアさんはいらっしゃいますか?私はその人に会いに来たんです」

獣人の少女にそう言うと、扉の奥から一人の男性を連れてきた。

「あー、悪いんだけど爺さんはもう亡くなってるんだよな。話くらいなら聞いてやるけどどうする?」

男性の言葉に衝撃を受けつつ、とりあえず話を聞いてもらう事にするのだった。
こうしてアリアは貸し出し屋の店主のリードと出会うのでした。

このお話は王都で最も治安が悪いとされる《掃き溜め通り》で貸し出し屋を営むリードとその従業員達が織り成す笑いあり、涙あり、感動ありといったお話です。
基本的には貸し出し屋を訪れる訳ありなお客達とのやり取りが中心となります。
それ以外にも従業員や周囲の人々との話も書く予定です。
興味を持たれた方は是非お読みになって下さい。

R15 残酷な描写あり 日常 西洋 中世 魔法
全72話[180,828文字]
各話平均2,512文字
[推定読了6時間2分]
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評価人数:2人(平均2.3pt)

最新作投稿:2020年11月16日(20:00:00)
 投稿開始:2019年08月12日(20:00:00)
 投稿期間:1年3ヶ月

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