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N5415HE 10pt
完結済

雷電のごとく

薬袋摩耶

全5話[19,983文字] ローファンタジー〔ファンタジー〕
時は幕末。長州藩士・高杉晋作は、山県半蔵、境二郎とともに東海道を江戸に向かっていた。ちょうどその頃、東海道周辺はコレラの大流行に見舞われていて、特に吉原宿周辺では、集落が全滅するようにまで被害が拡大していた
薩唾峠に差し掛かった一行は、雄大な富士山の姿に感動したのも束の間、異様な男たちに追われていた旅姿の女子を助けることになる。彼女を追いかけてきた男は倒れこんで死んだが、高杉は、その体から黒い獣が這い出るのを目撃した。そこへ、狼狽する高杉に「雷獣だ」と教える謎の男が。高杉は、いきなり向かってきた獣を一刀両断にし、高杉たちは蒲原宿に今宵の宿をとることになった。
その夜、散歩に出かけた高杉は、昼間見かけた男に再び遭遇する。そして高杉は、その男から、雷獣を斬って欲しいという依頼を受けるとともに、雷獣についての話を聞かされる。翌日、岩渕宿で男と待ち合わせ、不思議な刀を手に雷獣と対峙することになる。

(ジャンルを時代小説と迷いましたが、中身はSFファンタジーなのでファンタジージャンルにしました)

伝奇 史実 時代小説 パンデミック 高杉晋作 コレラ 幕末
全5話[19,983文字]
各話平均3,997文字
[推定読了0時間40分]
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評価人数:1人(平均5pt)

最新作投稿:2021年09月02日(20:07:12)
 投稿開始:2021年09月02日(17:00:00)


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