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婚約破棄された悪役令嬢の魔導列車〜揺れる馬車旅が嫌なので、【白銀列車】という走る豪華ホテルで暮らします〜

あゆと

全60話[216,796文字] ハイファンタジー〔ファンタジー〕
不便な馬車旅にキレた悪役令嬢が、【走る豪華ホテル】で永遠にダラダラ暮らす話。

「君との婚約は破棄する! 辺境へ追放だ!」

王太子の怒鳴り声が響いた瞬間、私の心は歓喜に震えていた。
これでようやく、毎朝五時の王妃教育から解放される。
礼儀作法も、笑顔の訓練も、王妃候補としての窮屈な日々も終わり。
あとは辺境で、ふかふかのベッドに包まれて、好きなだけ眠ればいい。

そう思っていたのに。
辺境へ向かう護送馬車は、最悪だった。

隙間風は寒い。揺れはひどい。座席は硬い。食事は冷たい。当然、まともに眠れない。

「こんな過酷な移動、絶対に嫌ですわ!」

我慢の限界を迎えた私は、
持ち前の魔導と錬金術をほとんど反射的に発動。

絶対に揺れない。
ふかふかのベッドがある。
温かい紅茶と焼きたてパンが出る。
寒さも雨も魔物も、分厚いガラスの外に置いていける。

そんな究極の魔導列車、【白銀列車】を作ってしまった。

吹雪の夜も、魔物だらけの荒野も、荒れた街道も、列車の中はいつでも暖かい。
静かな客室。湯気の立つスープ。揺れるランプ。誰も怒鳴らない食堂車。
気づけばそこは、
追放されたはずの私にとって、
世界で一番「帰りたい場所」になっていた。

一方その頃。

私を追放した王都は、
安全で快適すぎる魔導列車に人も物流も客も奪われ、
勝手に困り始めているらしい。

……でも、外は寒いので知りませんわ。
私はただ、誰にも邪魔されない【走る豪華ホテル】で、
暖かい紅茶を飲みながら、今日ものんびり暮らしています。

AI直接使用 集英社小説大賞7 女主人公 チート 内政 魔法 ハッピーエンド 悪役令嬢 婚約破棄 追放 ざまぁ スローライフ 溺愛 成り上がり 飯テロ ストレスフリー
全60話[216,796文字]
各話平均3,613文字
[推定読了7時間14分]
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評価人数:50人(平均4.8pt)

最新作投稿:2026年06月13日(21:00:00)
 投稿開始:2026年05月12日(20:30:00)
 投稿期間:1ヶ月

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